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仕事をしながら、子育てをするのは大変!!でも、どちらかを選びたくない。
両方に全力投球をする日々を過ごしています。

1748.「千曲川は氾濫しない」

2019年10月15日 22時48分55秒 | ニュース
先週末の災害。
心を痛めています。

大型台風がやってきて、千曲川が氾濫しました。
実家は千曲川から徒歩1分程度の場所にあります。
先週土曜日の夜は、何度も親と連絡を取り合っていました。

午後8時ころ、父親が千曲川の様子を見に行って(見に行くのは控えましょう)
あと1mと言っていました。
隣町で少し上流の田中橋の崩落のニュースを聞き、
市内で少し下流の上田市国分の越水のニュースを聞き、
実家近くの堤防も時間の問題。

近隣の家々は皆避難所に移動をしたようで、
私の親は最後まで迷っていました。
そして、避難はしませんでした。

上田市に続き、長野市篠ノ井で氾濫があったニュースを聞き、
再度実家の様子を聞き、
24時近くまで松本市の自宅でニュースを見ていましたが、
私にできることは何もなく、
就寝しました。



一夜明け、、、、


実家は無事でした。
近所のお宅は皆避難したのに、
両親は自宅の2階で就寝をして、朝を迎えることができました。

しかし、長野市穂保を始め、たくさんの地域で千曲川の越水、決壊がありました。

インタビューでは
「想像もしなかった」
「まさかこのようなことが起こるとは夢にも思わなかった」
という言葉が続きます。


ネットでは、
警報がでていたのに、とか
準備をする時間があったのに、とか
様々な言葉が連なっていましたが、、、、、



千曲川は信濃川の前身、
長野県では千曲川、新潟県に入ると信濃川。
出世魚のような一級河川なのです。
そして、日本一長い川。
千曲川のほとりで生まれ育った私にはよくわかります。

「千曲川は氾濫しない」

千曲川と共に長年生活をしてきた長野県民は皆そう思っていたはず。
まさか、千曲川が氾濫、更に決壊するなんて。


だから、
今回逃げる準備が遅かった、
とか、
もっとできることがあったのにとか、
被害に遭われた方の後悔の声には、本当にお気の毒な気持ちでいます。
そして、ネットでの様々な言葉には、

「本当に本当に千曲川の決壊はありえない出来事だったんです。」

と代わりに弁解をしたい気持ちでいっぱい。


多分、今回の台風で河川の越水や決壊で被害に遭われた全国の皆さま
同じことを思っておられることと思います。
お悔やみ申し上げるとともに、
同じことが今度は自分の身に起こるかもしれないことを肝に銘じ、
安全対策をしていきたいと思います。

早く、平常の毎日が訪れますように。