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(相続PRO)相続手続支援センター長野・松本・飯田
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社内の回覧物にあった気になる記事。
高齢者住宅新聞の「デジタル遺品を救え」というタイトル。
「デジタル遺品」は、
数か月前、私が所属する成迫会計グループの事務所通信の記事にもさせていただきました。
2~3年前までは話題にも出なかったように思います。
そんなデジタル遺品ですが、
「デジタル遺品」ってなんだ?
デジタル遺品には、「財産的な部分」と「そうでない部分」とがあります。
「財産的な部分」とは、ネット銀行、ネット証券等があげられます。
ネット銀行等は、支店を持たずネット上で金銭の扱いをしてくれるので、
金利が高かったり、銀行に行く手間が省けたりとよいところもたくさんありますが、
ペーパーレスのため、郵送物が届くこともありません。
相続人が、故人がネット銀行と取引をしていたことを知ることができないリスクがあります。
支店がある銀行のネットバンキングでしたら、
通帳や証書があるので気づきます。
定期の満期のお知らせ、記帳が長期間ないことをお知らせするハガキなどで気づきます。
ですが、ネットだけの銀行などは、
相続人が亡くなった方がお金を預けていたことを知らないまま
手続を怠ってしまう可能性があります。
「そうでない部分」は、
例えば、PCに残っている写真データや住所録、
ブログや、フェイスブックなどがあげられると思います。
記事では日本PCサービスのご紹介がありました。
記事では、昨年秋より「デジタル遺品サポートサービス」を開始し、
需要が伸びていると書かれていました。
葬儀会社などと提携を進めているとも書かれていました。
最近セミナーでエンディングノートの話をしたのですが、
デジタル遺品の話を追加し、お話ししました。
70代~の方もいらっしゃいましたが、
その中にはPCを使われる方もいらっしゃるようで、
熱心にお聞きくださいました。
今後デジタル遺品は、
終活に欠かせない準備となっていくのでしょうね。
いつどこで何があっても家族が困らないよう
エンディングノートに書き入れておきましょう。