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1128.成年後見人を学ぶ~その2

2014年10月28日 17時40分54秒 | 仕事の話
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今日もいいお天気ですね!!
外出をしていても、山々や街路樹の紅葉が進み、
の到来が感じられます。
昨日は南信州に仕事で行ってきたのですが、
通り雨に出会いました。
その後の虹をキャッチ!!


と言いつつも、朝晩が大変寒くなって来ていて、
秋より冬が一歩一歩やってきている感が強いような。
昨日も子どもを学童に迎えに行く(徒歩10分)にあたり、
車で行くべきか?それとも小豆(犬)の散歩をしながら歩いて迎えに行くか?と
会社からの帰り道、悩んで悩んで、
やっとのこと散歩を兼ねた徒歩でのお迎えをしてきた次第。
寒くてね~
とはいえ、まだ氷点下にはなっていませんので、
今から寒い寒いと言ってはいけませんね。

さて、1126(←ぴってしてね)のつづき。

私が手続でお手伝いをする成年後見人の申し立てや任意後見契約は、
後見人(=意思能力が不十分な方の代わりになる方)は、親族が行うものがほとんど。
例えば認知症の母の後見人として、長男が、長男の嫁が就任したり、
子どものいない方の後見人として、甥姪等の近い親族が就任したり。
ですので、私たちが後見人の仕事をしている訳ではありません。


ライフデザインセンターでは、身寄りのない方、お一人様、周りに頼める親族のいない方等から依頼を受け後見人となり、
財産管理、身上監護を行っていらっしゃいます。
場合によっては施設から依頼を受けて成年後見人等に就任し、身元引受人も行っていらっしゃるそうです。

ライフデザインセンターの代表理事でいらっしゃる久島さんには沢山の質問をさせていただきましたが、
どの質問にも一つ一つ丁寧に教えて下さいました。

一番印象に残ったのは、
任意後見契約を結ばれた相手方に意思能力の低下がみられる中、見守りをしていく事の大変さ。
そして、任意後見契約をスタートすることを、相手方に理解してもらう事の大変さ。
それを私はよく分っていませんでした。

被後見人は(=意思能力が不十分な方)は、
皆、寝たきりになっているわけではなく、
皆、施設にいるわけではなく、
皆、言葉を発することが出来ないわけではないのです。

意思能力が常に不十分な状態であることを
ご本人は分っていない、認めていない中でどのように話しをするのか。
どのように、見守り契約から任意後見契約に移行するのか。
その見極めや、判断、移行をしていく段階が
とても大変だとおっしゃっていました。

自分は元気で頭もしっかりしていると思っているかもしれません。
でも、現実は認知が進んでいて、このままでは悪い人にだまされてしまうかもしれません。
それを防ぐために後見人をスタートしたいのに、ご本人にはそれは分らない。
時には「財産を持っていくのか!」
みたいな対応をされてしまう事もある。
意思能力が低下している状態においても被後見人に信頼をされ、
任される存在となることがいかに大変なことなのか。


第三者が行う後見人の仕事の大変さが本当によく分りました。
が、そのような方を時代は求め、今後も増えていくことでしょう。
現状を知る事と同時に、様々な問題、課題も知ることが出来ました。




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