1年前に映画化された『ゴールデンスランバー』を見たが、当時は原作がある事を知らなかった。
作者の事も全く知らなかったが、最近市立図書館を利用するようになったので、ネットからこの本を予約しておいた。
200番以上の順番待ちだった。
計画停電など手持ち無沙汰のまとまった時間があり、一気に読んだ。集中できて読めてとても面白かった。
仙台が舞台の内容なので、ちょっと感慨深い。
映画を再現するような感じで、場面や俳優の顔も思い出されて、本を読みながら迫力満点!!
警察から追われる緊迫感の中、学生時代のエピソードにいったりするからホッとする。
文章や会話の言葉が今風で面白い(もう今の若者の言葉ではないかもしれない)
権力を持つ者の怖さと庶民の信頼による繋がりが気持ち良い。
こんなにうまくいくかな?と思うが、だから小説なんだから、これで良い!!
ワクワクして納得の結末は読後の爽快感があった。
図書館へ返却に行くと、地震の影響のため閉鎖され、開館予定は未定と張り紙がある。返却ポストに本は入れてきたが、伊坂幸太郎の本を借りようと楽しみにしていたのに、がっかりです!!