久しぶりの東野作品『マスカレード・ホテル』
連続殺人事件が発生し、4件目の殺人を未然に防ごうと、刑事たちが高級ホテルにスタッフとして潜入する。
新田刑事はフロントに立ち、宿泊客に不審人物がいないかをみている。
一般の人に刑事とばれてはいけないので、ホテルマンとしてフロントの女性スタッフがつきっきりで教育をする。
様々な事情を持った宿泊客が来て、ホテル側との間にそれぞれに問題が発生する。
その問題が連続殺人事件に関連していたり、全く関係なかったり、推理のヒントになって捜査のカギとなったり・・・・
マスカレードって虚構とか見せかけとかの英語で、仮面舞踏会の意味があるが、ホテルを舞台に見立てて、宿泊客が俳優になって短編映画を見るような感じで、まさに仮面舞踏会。
ホテル業界を内部から見ることができて、とても面白い!!
長編推理小説だが、一気に読んでしまった。
東野 圭吾の文章は読みやすくて、筋書きの中身が濃くて、先の展開が気になって、我を忘れて読んでしまう。
本は良いですね!!ワタシにとって本は友だち!!