有川 浩さんの本は何冊か読んでいる。
「フリーター家を買う」「三匹のおっさん」「県庁おもてなし課(DVD)」「阪急電車(DVD)」
そして「塩の街」
物語の中で言う塩害により、政府機能が麻痺し、治安もほとんど無秩序状態
ライフラインは何とか維持されているが、食料は配給で賄う
塩害の原因を解決し、そこから復興していく様子が、昨今の災害復興を考えされられる
東日本大震災(H23年3月11日)のほぼ1年前に文庫本として出版された本で、実際に書かれたのは平成20年。(震災後に書いたものかと思った)
30年以内に70%の確率で起きるとされる首都直下地震
その後は、この本に書いてあるようになっちゃうのかな><;と現実味を帯びて考えてしまった;;
ライトノベル作品(軽文学)「塩の街」で第10回電撃大賞を受賞して、作家としてデビューした有川 浩さん
ライトノベルという分野についても初めて知った^^;
全体に流れる筋は恋愛ものですけど、文庫出版後ハードカバーで出版されたという事で、内容はとても面白いしハードな内容部分もある
特に自衛隊の事に関する記述は、興味深い
これは自衛隊三部作の「陸」にあたるそうで、残りの2作品も読んでみたいな@@
楽しい本でした