ツービートの1人ビートたけしの芸名で漫才デビューし、今は超有名な北野武氏
映画監督としても有能で、ベネチア映画祭で受賞しているし、勲章(旭日小綬章)を受章している
普段テレビで見ているビートたけしはおしゃべりが前面に出過ぎて、出演者の話の腰を折ることが多い印象が強い
そんな彼がどんな本を書いているのかと、期待大で読んでみた
五つの短編のうち、実録小説 ゴルフの悪魔は面白かった
ほとんど実名で、一緒にプレーした人のプレー振りが、そこまで書いてもいいの?と危ぶまれるくらいの、まさに実録^^;
誘拐犯は、内容が薄っぺらな感じで、結末が分かってしまう
あとは居酒屋での会話が主体で、最後の方は読んでいるこちらが飽きてしまった
ビートたけしの話しっぷりそのままが印刷されただけの事で、小説とは言い難いのでは@@?
10月29日の読売新聞書評に、「・・・・5編、どれも北野さんの中にある激しい言葉を小説という形にぶつけた作品だ。」とある。
ご本人は「文学というものに、純粋な態度で向き合ってみた。・・・・」とのこと
さらに、北野武という本名で小説の発表はこの本が初めてで、ビートたけしの名では数作品あるようだ
世界にみとめっれている芸人さんだから、ただとっ散らかった感じではなく何かあるのだろうと期待したのだけど、、、残念!