
引き続き加納朋子の本
妙なタイミングで、今月8日に映画が公開された@@
新聞広告に一面に出ているのを見てびっくり!
新垣結衣と大泉洋が主役になっていたが、ワタシの好きな俳優さんたちでイメージにぴったりだ!とも思ったのでちょうど良かった^^v
他の佐々良の住人は、てるてるあしたを読んだ時のイメージがワタシの中にあるので、映画の配役は目に触れないようにした
ヒロインのさやは若く、家族に恵まれなかった事もあり、世間知らずで臆病
そんな彼女と首がまだすわらない乳児を残して、夫が事故死してしまう
その夫の言葉から物語が始まる
本人も何故なのかわからないが、成仏することなくさやの身辺に共に居る
そして、ここはどうしてもさやを助けなければという場面で、近辺の人の身体に入ってさやと話をし、窮地を脱する(といってもそれほどの危機迫る状況ではない^^;)
そんな事をしながら数か月が過ぎて秋も深まり、首がすわらない乳児だったユウ坊がつかまり立ちをする頃、トランジットパッセンジャーのような時期もそろそろ終わりと感じ、夫はそっとさやと愛息子ユウ坊にさようならをする
ユウ坊が初めて口にする言葉を細工して^^v
加納朋子さんの世界、やわらかくて素敵
てるてるあしたの佐々良の住人がそのまま出ているから、ささらさやから読んでたらその人たちのプロフィールが良くわかって一段と面白さが加わっただろうな^^;

