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海堂 尊氏の本だけれども医療現場が出てこない。
何度もどんでん返しらしき事が出てくるので、ミステリーと言えなくもない^^;
舞台は海堂氏設定の架空都市、桜宮市での出来事で、前回読んだジェネラル・ルージュの凱旋で出てきたショッピングモールで買い物をする場面がある。
そんな小さな、大筋に関係ない事だけれども、海堂氏の本を読んでいるんだなと思える。
1988年の『ふるさと創生事業』と称して1億円が日本中にばらまかれたけど、たしか佐渡ではゴールデン佐渡という砂金取り体験が出来る施設を創っていたと思う。
桜宮市ではこの1億円で地球儀を創った。これをめぐって起こった2013年の事件。
2013年の設定だから、あり得ない奇妙なネーミングの機械や、新発見の深海生物などが出てくる。
楽しい物語かな??うん~^^;