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『神様の御用人7』-浅葉なつ-

2022-02-03 20:41:11 | 映画DVD&本


ここに登場する神は3柱
伊邪那岐神(いざなぎのかみー男神ー)から生まれ出た、天照太御神と月読命と須佐之男命(あまてらすおおみかみ・つくよみのみこと・すさのおのみこと)の姉・弟・末弟
主に月読命が主人公

月読命は夜を司る神

彼の姿は弱々しく、一晩で記憶が消えてしまう
髪も白髪で瞳も銀色

神は、優しくて平和的な和魂(にぎたま)と猛々しくて暴力的な荒魂の両方を持っていて顕現している

月読命は荒魂を無くしていて、和魂だけで今の姿になっている

御用人の良彦に託されたご用は、月読命の荒魂を見つけること

それを探るについては、夜の国と言えば月🌓
月と言えば竹取物語(かぐや姫)

童話のかぐや姫にはもう一つの話があって、穂乃香のクラスメートがそれを語る
彼女は美術部の部員で蒼い月瑠璃の満月を描く


その絡み合いが見事にできてて、作者の力に感服する
全編に渡ってこの物語が続き、見事な長編作品で非常に面白い!!



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