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バンドウユミ  Private Blog
  野良ナレーター の 上々↑↑ライフ

『ぽちたま』に思う

2006-06-16 21:32:26 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
別に毎回見てるわけじゃないんだけれど
「ペット大集合 ぽちたま」 今日は2時間スペシャルだった。

番組の最後のプログラムで
岐阜の保健所の「殺処分を減らすための働き」を採り上げてた。


数年前になるけど、保健所の犬たちを描いた舞台に出演したことがある。
出演者のほとんどが 犬。
人間はほんの数人で、彼らを捨てた飼い主・保健所の職員。
私が演じたのは 盲目のミニチュアダックス『小梅』。

顔合わせの日。
保健所での殺処分のドキュメンタリー番組をビデオで見せられた。
正視できなかった。あまりのおぞましさに吐き気がした。


「ぽちたま」で採り上げられた、岐阜の保健所の獣医さんが言うことには

 保健所に持ち込まれる犬たちの飼い主の言い分は

  病気・引っ越し なのだと。

罪なき命の何処に非があるのか、その飼い主の言い分の何処に正当性があるのか、私にはいくら考えてもわからない。
「だったら最初から飼うな」の一言に尽きる。

愛犬を保健所に持ち込む人たちには、病気の猫を抱える私は愚か者だろうか。
その私に面と向かって「安楽死させちゃえばいいのに」と言った人の方が利口なのだろうか。


最後に柴田理恵さんが言った、この言葉がすべてを語ると私は思う。


「処分されるコがいなくなればいいのに、だけじゃなくて
 こういう身勝手なコトをする人間がいなくなれば
 済む話なんですよね」