『中ザワヒデキ展 脳で視るアート』

久しぶりだー！武蔵野市立吉祥寺美術館。

　『　中ザワヒデキ展　脳で見るアート　』

頂いたリーフレットの「シリョクヒョウ」が面白くて気になって。
開催期間が2/17(日)までだったし、見損ねたらもったいない気がした。

この中ザワヒデキという方、お医者さまだった方なのですね。
美術家さんの中でも、かなり異色な経歴の持ち主と思われます。
しかも眼科。「シリョクヒョウ」なわけだ。
でもあれってみんなもれなく知ってるものじゃないですか。
それをモチーフにあれだけ遊んでしまえるなんて、すごいと思う。

それから「脳波計」を使って作品を作っちゃったりとか。
アプローチの仕方が本当に独特！

私はこっち方面、あんま明るくないのですが、それでも美術館に足を踏み入れた途端に感じる「異空間」の空気。
これ、草間彌生さんの展の時も感じたな、って思ったら、二人展やってたんですね。納得。


それにしてもいつも思うのは。
「これが正解」ってのって、ないんですよね。
例えば理数系は到達する答えが「１つ」でも、そこに至るまでのルートは本当に多岐。
人生に至っては言わずもがな。
何が正しいかなんて、オンタイムじゃわかんない。
振り返って初めて、その意味が分かることだってきっとあるんだなって。
入口も、ルートも。

わかってるようで忘れてる、大事なこと。
気づきを頂きました。感謝。