『FACE展2014』

新宿はかなり馴染み深い場所であるというのに（駅ダンジョンほぼ攻略済み。なんせ専門学校時代から利用してるし）。
実はここ、行ったことなかった。損保ジャパン東郷青児美術館。
気づいたらビル名変わってるし。
いつの間に安田じゃなくなってたんだろ　←遅

相方さんたっての希望で訪れたこの美術展。
毎年利用する還付申告会場が新宿なので、どうせなら早めに申告終わらせて行こうと。

　『　ＦＡＣＥ展 2014　』

相方さんは、どっか（駅？）でグランプリの作品を見かけ、「これは行かねば」と思ったらしい。

　ポスターにもなってる　それ。

　直通エレベーター内で撮影。

川島優氏の【Ｔｏｘｉｃ】。
その意は「有毒」「中毒」。なるほど、内包する　毒　の凄まじさ。
一瞬で目を奪う、その不可思議な中毒性。


上位入賞の作品は、それぞれが各々のカタチでとんでもないエネルギーを発散させてる。
でも、そこに展示されてる入選作が全て《そう》で。
今現在の社会情勢や環境を鑑みれば、クリエイティブの観点に於いてこんなに冬なのはないんじゃないかと思うんだけれども。
それでも。

私が惹かれて、何度も観に行ったのは

「やわらかな波のようにあなたに触れる」
「水音」
「水面下の水面ではもう一度同じ花が水を吸い上げている」

・・・・・・あ、れ？　全部水絡み。

お部屋に飾りたいなーと思ったのは「トパーズ色のシャンパン」。
シンプルでスタイリッシュ！

こちらのリンクに作品リストが載ってます（中程・PDF）。



そうそう。
こちらの美術館にはゴッホの【ひまわり】が収蔵されてるのです。
もちろん知ってはいましたが、実物を目にするのは初めて。
・・・んー・・・なんて言えばいいんだろう。
あの黄色い大きな花、ポジティブしか本当は映し出さないであろう、あの花から
明確に滲み出る　狂気　。うーむ。