ご用がない限りは、例えどんなにいいお天気であろうが、誘うような青空であろうが
基本スタイル「ひきこもり」な私に、クボ友さんが教えてくれました。
「松涛美術館で猫展やってるよ」
『 渋谷区立松涛美術館リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」 』
井の頭線しょっちゅう使ってるのに、神泉で降りたの初めて。
我ながらどんだけフィールド狭いの
猫の写真を持参すると、「ねこ割」で20%オフになるという。
ダンナさんと二人で ばる の写真をプリントアウト。
平日・昼間。ランチタイムも終了間近の時間帯。
ンなコト関係ないってカンジの、たくさんの人がご来館。
そりゃそうか。ねこだし。
物販兼ねたエントランスには、同じく持参された「うちの子」写真がいっぱい。
これは地下1と2階の展示会場ロビーにもまた別に設置されてて、
みんながみんな「うちの子がいっちばん可愛い!」と胸を張ってるのが分かるほど。
かの夏目漱石や与謝蕪村等々、そうそうたる顔ぶれのお歴々の「猫」。
古代エジプトの猫「香炉(?)」や花鳥画。まさしく猫だらけ。
そして来館者も猫好きオンリーと来たら。そらー和みますわねぇ
個人的に一番惹かれたのは「劉奎齢」の『斑猫』。
墨画なのに、眠り猫のふわふわ感がずば抜けて表現されていて、思わず足も目も動かなくなった。
これは個人蔵の作品なので、こういう機会でなければおそらく一生目にすることはなかったと思う。
眼福とはこのこと!
美術館パティオ。
吹き抜けで見ることができる噴水。
閑静な住宅街。
ちょっと行ったところには喧騒以外の言葉が当てはまらない、渋谷は道玄坂。
まるできっちり線が引かれてるかのように、切り替わる空気。
美術館に向かう途中の道すがらにあった掲示板(?)に、落し物の猫写真がくっつけられていました。
暑いし、このままスルーするには写真のにゃんこ3匹が可哀想な気もしたので。
美術館の受付の女性にお渡ししました。
「うちの子」自慢のボードに、一緒に貼ってもらえるといいな。