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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本の50年 これまでとこれから-』

2017-05-12 07:48:35 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
これの最終目的地。足利市立美術館
3月のあの日、たくさんの人が訪れていた場所です。

 『 BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本の50年 これまでとこれから- 』

ブラティスラヴァ世界絵本原画展(通称BIB)は、スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年に1度開催される
世界最大規模の絵本原画コンクールなのだそうで。
2015年に創立50周年。
この展示は「BIB歴代参加作品でたどる<日本の絵本50年>」と「BIB2015参加作品にみる<絵本の今とこれから>」の2部構成でした。

69作家による総勢300点以上の絵本原画と書籍。ものすごい量です。
松本大洋さんの「かないくん」も展示されてました。

絵本は子どものためのものと硬い頭でとらえがちですが、とんでもない。
ものすごいシュールで斬新、かつ実験的でユニーク。
きれいで楽しくてわかりやすいのももちろんありましたが、実はものすごい毒を含んでいるものもあったり。
この展示、絶対大人の方が楽しめると思う。

第2会場を出たところに、好きな作品にシールを貼るってのがありまして。まぁ人気投票ですね。
子供は青、大人は金。
一目瞭然で分かれてるのが何とも言えず面白かったです。


そうなんだよね。
アニメもそうなんだけど、子供だけのものじゃない。
一緒に観る大人の鑑賞にも耐えうるのがデフォルト。






あの日、本当に大勢の人が訪れた場所は、あの日の喧騒がまるで夢のように静かでした。

 

 

「山姥切国広展」(2017.3.4~4.2)は入館者数延べ37820人、展示期間1ヶ月で前年度の1.5倍の入館者数だったそうです。
入館料収入は前年度1年間の9倍強。
経済効果は4億円、とのことです。