現在都美で開催中のビッグタイトルとはこれのこと。
日時指定予約制。なかなかアナウンスが始まらなくてヤキモキしました。
このシステムに対応できない層も確実に存在するので、当日券も若干用意されてるみたいです。
ただ、人数を制限してるというのがちょっと疑問に感じるくらい盛況でした。
確かに宣言は全面解除になったとはいえ、これ大丈夫なんだろか・・・。
「夜のプロヴァンスの田舎道」「黄色い家」、16年ぶりに来日展示となってます。
えっとですね、これ「ゴッホ展」と銘打たれてはいるのですが、今まで見てきたゴッホ像と全く違った印象を受けます。
ゴッホと言えば「炎の画家」、ですけれども、この展示は比較的「おとなしい」のです。
ゴッホの作品の最大のコレクターであり、クレラー=ミュラー美術館の初代館長であったヘレーネ・クレラー=ミュラーの目、
つまり彼女のフィルターを通して見えるゴッホ像、だからかなと。
浮かび上がるのは炎ではなく寂寥。
殊ゴーガンとの共同生活が二カ月で破綻して以降の作品は。
冒頭の展示ではゴッホだけでなく、彼女の審美眼にかなったコレクションの一部も見ることが出来ます。
中にはルノワールやルドンも。
会場内、最後に設けられた特設ミュージアムショップは「密」。
みんな喋ってるし、手に取ったものをガンガン戻すし(仕方ないけど)。
おかげで何も買えませんでした・・・トートバッグ・・・←
時系列的にはこの後に行ってきました。
同じ建物の中で見たい展示が複数あるのっていいですよねぇ。
【余談】
上野駅すぐそばの上野マルイ1F特設スペースにて
こんなんやってます。