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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『 超・日本刀入門 ~名刀でわかる・名刀で知る~ 』

2017-02-10 07:24:35 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
東博でフライヤーを初めて目にした時、これは観なきゃと思ったのだ。
覚えのない施設名。そして馴染のない駅名。二子玉川。静嘉堂文庫美術館
ではこの日に行こうかと決めた日は、東京に小雪がちらついていた。
屋内鑑賞には絶好のチャンス。平日だし絶対に空いてる。
移動に注意が必要なだけで。

 『 超・日本刀入門 ~名刀でわかる・名刀で知る~ 』

二子玉川駅バスロータリー。1時間に3本のバスに乗って「静嘉堂文庫」バス停で下車。
そこから表示に従って歩く。緩やかな傾斜を上った先。

 都選定歴史的建造物「静嘉堂文庫」

 こっちが美術館




受付にて支払いを済ませるともらえる「図説・刀剣鑑賞の手引き」が既にものすごく親切。
いろんな展示でこの手のボードを見かけるけど、それを手元で見つつ、更に持って帰ることができるってほぼない。
私は本を何冊か持ってたりするのである程度の知識はあるけど、それよりはるかにわかりやすい。

館内はもちろん写真撮影NG。

読み大当たりですんごい空いてた。展示見放題。
立ち、屈み。
切っ先から中心尻(なかごじり)まで見ながら平行に移動。
刃文を見、地鉄を見。
混んでいるところでは絶対に出来ない ≪この上なく贅沢な鑑賞≫ をさせていただきました。

国宝 手掻包永太刀 や 重美 源清麿刀 はもちろん、重美 相州弘光脇差、堀川国広刀 等々・・・。
全てとんでもない見応えです。
そして今まで見たどの展示よりも「拵」、つまり 鞘 の展示が豊富。
殆どが刀身本体と一緒に展示されているので、より 全体 として見ることができるのがとても嬉しかった。

今まで見た事のなかった刃文「箱乱れ」が、とても印象に残ってます。

「長船勝光・宗光合作槍」は、何もかも見事過ぎて言葉も出ませんでした。


全ての展示を余すところなく観て(3周)、「静嘉堂名刀選」を購入し。
美術館を出てみれば更に冬は深まっていて。

バスを待つ時間は行きも帰りも寒さに震えながらだったけど、ほんっとーーー! に行って良かったです。

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