改装前に行ったっきり。去年4/1にリニューアルオープンしてたんだった江戸東京博物館。
定期購入してる刀剣春秋の読者プレゼントで招待券を頂いたので行って参りました(ちなみにこの後)。
展示は撮影可。ただしフラッシュはNG。
徳川幕府・将軍の威信の下、発達していく交通網。
将軍の上洛と日光社参、姫君の下向に関わる資料から導かれる「江戸の街道」。
片や自らの権力を誇示、片や莫大な費用をかけた婚礼道具。
・・・これ、現在のレートで換算するととんでもないことになりそう(汗)。
久松松平家伝来、刀 無銘 伝 来国行 附 黒漆笛巻塗鞘打刀拵。
久松松平家の刀筒、梨子地星梅鉢紋散木目文刀筒
伊達家伝来の刀筒、三引両竹雀紋散蒔絵刀筒
村梨子地葉菊紋散蒔絵耳盥
これは京で制作された皇女・和宮の婚礼道具とのこと。雅。
専ら興味関心が刀関係に全振りで傾いているのが、我ながらよくわかります。
そーなんですよね、この手の展示で刀が出てないってことはまぁないですよね。
刀観賞用のスマホケースに変えてかなかったし、単眼鏡も持ってってなかった。迂闊。
おりしもシルバーデーだったこの日、展示内はなかなかの混雑気味。しかもスローリー。
次からはきちんと調べて行こうと思います。
入場口手前にあるフォトスポット。の中身。もちろん自分は映らない。
せっかくなので常設展も。
「明暦の大火」消失地図
脇指 金粉銘 正宗。黒呂色塗毛抜形太刀拵。
短刀 銘 備州長船景光。梨子地三巴文散蒔絵合口拵。
脇差銀象嵌銘いなは内匠頭朱銘志津松庵(花押)。石首魚石入塗脇差拵。
刀 銘 以南蛮鉄於武州江戸越前康継
短刀 銘 越前国康継
刀銘(葵紋)康継以南蛮鉄於武州江戸作之
どっちかというと文化というか、持ち主と時代背景に展示のポイントがあるので、刃文の説明はないわけじゃないけど簡素簡潔。
ライティングも刀観賞用じゃないしね。
この常設展は修学旅行生や都内の学校の校外学習でいつも混雑してるので、じっくり見る機会があればいいなとは思う。うん。
大山講納太刀(複製)
それにしても武家文化と町人文化が融合した「江戸の祭文化」は、いつ見ても興味深いのであります。
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