ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『図書館戦争 THE LAST MISSION』

2015-10-11 08:04:55 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
初日・初回。
幸い吉祥寺のシネマビルには「バースデー月バリュー」なるものが設定されてる。
当月生まれの身分証明書を提示すれば2人までは1100円で鑑賞できる。
これを利用しない手はないのである。
前回利用時に、チケット販売窓口か何時からなのかもチェック済み。

 『 図書館戦争 THE LAST MISSION 』

7月から全席指定になったあの映画館。
希望の席を伝えて、それが取れるかどうかを窓口の人が教えてくれるという、何ともレトロな方式。
元々全席指定型のシネコンとかなら予約の際に一目瞭然だから、ストレスなくていいのにね。
少々の傾斜と、互い違いに配置された列。
それでもえっらい座高の高い女性が前に座ってショックを受ける。
だって頭がカンペキ背もたれの上に来てるんだもん。身長私と同じくらいだったのに!
・・・すべてのシーンに彼女の後頭・・・泣ける・・・

個人的には前作よりこっちのが好き。
脚本も、原作の「危機」~「革命」のエッセンスをよく抽出して纏めたなぁと感心しきり。
ただ、事前プロモーションでやたら強調されてた「糖度高め」は同意しかねるかな。
うん。そこまでじゃない。

ディストピア。
そして身近に起こる「戦争もの」として、リアル。
上映館を調べて、より良い音響環境のところを選ぶと更に臨場感増すと思う。


榮倉奈々さんの郁ちゃんは、他のどのメディアの彼女よりも群を抜いて「わんこ」。
だから岡田准一さん演じる堂上教官のコマンドが、軍隊式のソレでなくわんこ向けに聞こえてしょーがない。
そしてそれが違和感なく成立する関係性が、この二人だったりするのだけれど。

それにしても、役者さん(特に防衛方・タスクフォース)たちが「鍛えてる感」がすごい。
あれはちゃんとトレーニングしてないと撮影乗り切れないと思う。
岡田さんのアクションは前回より若干控えめ。
でもあれ以上だと、前回も思ったけどかなりコンパクトなので、映像演技としては不向きになっちゃうやも知れぬ。
(実際の格闘技の動きと、映像向きの「技斗」「殺陣」はそもそも違うのですよ。経験者は語る♪)


私は「実写」<「コミック」<「アニメ」<「原作」と公言する通りの 原作派 ですが。
原作者の有川先生はご自身の作品を丸投げせず、必ずタッチされる方なので、見てて安心できるのが良いです。
    ちょっと前にコミック原作のひっどいの見ちゃったからねぇ・・・(シミジミ


そしてあの映画館では非常に珍しく、上映終了後の物販がめっちゃ賑わってました。
お目当てのブツがあるのなら、上映前の方がお奨め♪

多分、続編はないと思われます。
それほどきれいに纏まってました。はい。

『屍者の帝国』

2015-10-09 07:51:30 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
原作は2009年3月に弱冠34歳で早逝したSF作家・伊藤計劃による未完の絶筆。
遺族の承諾を得て円城塔がこの原稿を引き継ぎ、2012年8月に同タイトルを冠して刊行されたもの。

 『 屍者の帝国 』

Project Itoh
3部作のうち1作目。
もっとも2作目に予定されていた作品が制作会社破産により中断。
3作目が繰り上がり公開となるという。なんだかな。

さて『屍者の帝国』。
まずは徹底的に構築された世界背景に引きずり込まれる。
これを比較的すんなり受け入れられるか否かで、上映時間2時間の向き合い方が変わる。
つまり「観客を選ぶ作品」。
人によってはおそらくはかなり難解で、事実数人お手洗いに立ったほど。
残念ながら彼らが自ら作った空白は、更にストーリーをとっつきにくくしてしまうというのに。
脚本にしても画にしても、キャストさんの演技にしても。
そして人物配置にしても。
見事な程完成されてて隙がない。本当に見ごたえのある作品だと思う。

そしてその実、物語の根幹を支えるのは、そこに在る彼らのあまりに孤独な魂の悲鳴。
映画館の客席で、号泣。

主人公ワトソンの血を吐くような叫びは、盟友に先立たれた円城塔氏の叫びそのもの。
私にはそう聞こえたのです。


あ、この作品「も」ですけど。
エンドロール中に席立ったらダメですよ。




・・・本当はね。

2作目に予定されてた「虐殺器官」の予告編を見て、初めて興味を持ったのです。
よりによってこれが頓挫したというのは個人的には悲報以外の何物でもなく。
繰り上がり公開になる「<harmony/>」も観ます。
そして「虐殺器官」がちゃんと完成・公開されますよう、祈る。

『バクマン。』

2015-10-08 09:01:55 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
物心つく頃、うちにあったのは「親鸞聖人」の絵本と、「なかよし」。
弟はコロコロコミックとボンボンを経て、当然のように「週刊少年ジャンプ」に辿り着いた。
あの頃は早売りやってる売店とかあったりして、弟に請われるまま両親は車を出してた。
その光景を冷めた目で見つつ(男尊女卑の土地柄なので)、それでもジャンプを読めるのは嬉しかった。

 『 バクマン。 』

原作はあの「デスノート」のコンビ。しかしながらワタクシ未読。
最近ネカフェ行ってないなー・・・。
映画化が発表されたとき、主役の二人が「これ逆でしょ?」って言われてたのを「ふーん」って。
原作未読ってのはこういうスタンスなんですよね。
でも観に行こうと思ったのは、高木秋人(シュージン)役の 神木隆之介 くんと、天才漫画家・新妻エイジ役の 染谷将太 くんの存在。
殊 染谷くん。

観終わってウィキ見て、やはり原作とはちょっと立ち位置や時間軸が微妙に違ったりするみたいだなーなんて思いつつ。
・・・なんなんでしょね。染谷くんのあの圧倒的なリアル。


そして、二人の担当編集者・服部哲を演じた 山田孝之 さん。
私、山田さんだって気づくの少し遅れました。さすがのカメレオンです。


週刊誌連載の過酷さはウワサ程度には。
そして徹底したアンケート至上主義の残酷さも。



昔は地方(地方都市除く)に生まれただけで、夢を叶えるにはハンデ。
今みたいにネット環境が日本全国津々浦々整ってるって、すんごい恵まれてると思う。
それでも東京・神奈川・千葉・埼玉に生まれて育った人は、全然有利。



寝食さえ忘れて夢中になれるほどの熱さを、私はそういえば経験しないままここまで来ちゃったなーとも。
夢中になれるものを見つけられたら、もうそれは幸せなのだよ。うん。




いいなぁ、青春。

ネコものには弱いのです

2015-10-07 08:30:25 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
10/4(日)、代々木でのLiveの前に別イベントに参加。
毎度お世話になってますKちゃん引率の元、東京ビッグサイト
・・・一昨年からは考えられない頻度(笑

目的は色々あれど、必ず寄るのがarteVarie


そして今回の釣果(not 釣り)。

 

大好きな チョビの日常 さん。必ずなんか買っちゃう。



そして、今回初めて購入。ねこぽん本舗 さん。

 

みつきひな さんの作品は某サイトで存じ上げてたのですが、やられましたわ。かわゆいですわ。
もう1セット買ってKちゃんに進呈♪



それにしてもなー。
私、自分がアクキーとかに手ぇ出すようになるとは思ってなかったんですけど(汗


宴の後に写真を添えて

2015-10-06 07:17:00 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
10/3(土)~4(日)と、代々木の国立競技場第一体育館にて開催された
  TOSHINOBU KUBOTA CONCERT TOUR 2015 "L.O.K Supa Dupa" 

代々木でのツアーラストはかなり遠い記憶になるので、色んな意味でスペシャルな公演でした。

 

 

会場前に設置された等身大パネル「久保田くん1号~4号」。
1つすんごい逆光で、写真撮ってた人に「撮りましょうか?」って声をおかけして。
終わって振り向いたら数組並んでて「おわっ!(驚」
乗りかかった船なのでそのままカメラマンに徹したりとか。

3つ目のパネルをいざ撮ろうとしたら、風で見事に二つ折り。
係の人が直してその場を離れた直後に風に飛ばされ・・・笑いの神さま、常時降臨中(苦笑

殊 千秋楽のLiveは、熱かったです!
や、両日とも暑かった、でもありますが。
ファン歴長いので、オープニングのDJタイムやバックボーカリストのSHOWTIMEで
だーれも立たない・乗らないってのも経験してる身としましては、
あの熱さはまるで思い描いた夢が叶ったような気さえして、思わず目頭が熱くなりました・・・。←

 セトリ

ここには載ってませんが、MC中にユーミンの「卒業写真」・来生たかおさんの「シルエット・ロマンス」も。
「卒業写真」は本気でスゴかったです。

本当に、本当にあの場所にいることができて良かった。
生きてきて、生きてて良かった。



大汗かいて退場すると、夏の余韻はツアーの終了とともに去ってました。
秋が来ましたね。




 

 

 

 

 

 

 

 















【以下、個人的雑感】

会場内はもちろん写真・動画撮影禁止のアナウンスつき。
入場口で既に「ご入場以降は全て~」、なのにスマホでステージの写真撮りまくってる人たちがやはりいまして。
禁止事項を堂々と破った上に、あまつさえそれをSNSに載せてる神経が私には理解しかねます。
撮って許されるのは、退場中の通路上にあるお花くらいじゃね?

単なる好き嫌い由来ならいざ知らず、あれほど明確に「ダメだ」と言われていることには
必ず何かしらの正当な理由があって当たり前じゃないですか。

ましてやその行為は自慢できるモノなんかじゃ到底ないはずなんだけどなぁ・・・・・・。

代々木に集う~1日目~

2015-10-03 08:16:45 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
本日、TOSHINOBU KUBOTA CONCERT TOUR 2015 "L.O.K Supa Dupa" にて
ワタクシ代々木に出没いたします。

物販利用なので14時前には現場をうろうろしてるはず。
・・・いや、多分もうちょっと早いか? ←フライング常習

明日ももちろん参加。
両日ともアリーナです。

本日お会いできるクボ友さんたち、よろしくお願いいたしますです♪

大丈夫か「虐殺器官」・・・

2015-10-02 09:17:40 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
去年からずーっと注目してた、伊藤計劃の「Project Itoh」3作。
第1弾となる「屍者の帝国」の公開が10/2と迫ったこのタイミングで、
第2弾として予定されてた「虐殺器官」のアニメーション制作会社・manglobeさんの破産手続き開始情報が!
うぇ!?大丈夫なの!? ・・・とオロオロしてた。

やっぱり、というか。案の定、というか。 ← 同じ

公開延期が決定したそうです。


これにより、第3弾として控えていた「<harmony/>」が11/13公開に繰り上がりスタンバイとのこと。

・・・私は前売り買って観るタイプではなく、
ファーストデーやレディースデーを狙ってそれぞれの予約開始初日に席を押さえるやり方をしてるので、
払い戻しとかは縁がないのですが。

うわー・・・それにしても。
注目してた作品なので、しかも一番興味ある題材の作品だったから。
無事に完成して、この目で見られる日が来ることを、祈るっ!





あ。

「屍者の帝国」原作、読まねば。
買ったはいいけど、やっぱ積読(苦笑