豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

木造家づくりの醍醐味とは…函館市~北斗市

2014-09-01 18:13:16 | ファース本部
私は元々、鉄骨こそ究極の家づくりが出来ると思い、自分の住まいも鉄骨づくりでした。
しかし、都会での土地価格が何百万円もする場所なら致し方ありませんが。
普通の家なら木造で行った方が、色々な面で情緒性を醸すことが出来ることを解るのに時間は掛かりませんでした。
事実、内装部材に無垢木材を多くした使用した家に住むと、病気なる確率の疾患率が低いとのデータもあります。

自分の家を鉄骨づくりした他は店舗や工場以外の住宅はすべて木造で行ってきました。
ファースの家は、日本古来の木造軸組工法にフィットするように研究開発しています。
先週訪れた東京都文京区の100年前の木造建造物、大谷邸は木造だからこそ、しっかりと現存しているのを確認してきました。
100年前のコンクリート造、鉄骨造なら現存は無理なようです。奈良の法隆寺は1000年以上も前の木造建造物です。

一定期間の手入れは必要ですが、然るべきメンテナンスを行っておけば木造建造物は、何百年もの高耐久を可能にしているようです。
写真は、角材を撮ったのですが、切り口の年輪に合わせて左面に柾目が出来て、右面に板目の文様が出てきます。
昔は棟梁が、この文様を組合させ、人の住む空間を作ったのです。

昨今はプレカットで木目の文様を充分に生かせるような家づくりが出来なくなりました。
それでも木造の家は、家となった後も住む人の息遣いや、四季に合わせて木材そのものも息衝いております。
無垢の木材を使用すると突合せ部分に隙間が出来、或は新建材を引っ張ってクレーム対象になる場合があります。
しかし、その木材の息遣いを楽しむ気概がなければ無垢の木材の家に住むことは難しいかも知れません。

私達のファースの家は、樹脂断熱材を木材に被せるのですが、スプレー発泡の際に出来るスキン層で湿気を遮断しつつ、木材が呼吸の出来るように処方してあります。
木材特性を生かす家づくりは、やはり日本人の感性がフィットしているようです。
今日は、家の木材が腐ったとする住宅相談がありました。要因は湿気を含んだ断熱材料と施工方法に問題を抱えておりました。木材は、乾燥した環境におけば腐らないのですが。

さて、9月1日月曜日、まさに秋らしい爽やかな一日でしたが今週は、当方も宿泊出張のない1週間になりそうです。

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