豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

新しいモノづくりの根源に…北斗市~函館駅~函館空港~千歳空港~札幌市内

2014-09-10 20:16:53 | ファース本部
私達が開発した住宅システム、ファースの家には、幾つもの特許工法、特許部品などが組み込まれております。特許とは決して特別なものでなく、従前の家より温熱性能に優れた家づくりを行うためには、今までに無かったスペックの部材が必要になります。

私達は、断熱材などを自分でつくることなど出来ません。
従来から異なる使い方をしていた断熱材の組み合わせを変えることは、それだけで工法特許の対象となります。特許取得には、従来の使用法より歴然と断熱材の付加価値を高め、施工性なども改善できる要素が審査対象となります。

家づくりは、基礎から土台、構造やサッシ、屋根、内部建具など多くの部材の組み合わせで建築されます。部材どうしの突合せの方法を変えることで省力化やコストダウンがはかれるような作用があれば、これも特許の対象になるのでしょう。

今日はある資材メーカーさんを訪問して研究開発の様子や製造ラインを見学した後に、エンジニアの方々と意見交換を行なってきました。
専門技術者の方々の特化した知識や経験は学ぶことばかりです。
一方で建主さんと直に触れ合う最前線にいる私達ビルダー関係者の意見を謙虚に聞く姿勢にはとても感服します。

昔の腕の良い職人やエンジニアは、そもそも人の話を聞かない人ほど、特質したスキルを持っていると言われた時代がありました。
それは昔の話であり、時間の流れが急流になってからは、人の持っている情報や技術が無ければ時代の潮流について行けなくなります。

頑固一徹のモノづくりの時代は過ぎ去ったと言うことでしょうか。
モノづくりには、頑固や拘りがあって然るべきなのでしょうが、それも他の意見や提案、情報を受容、肯定する寛容性があってこそ一流と言えるのでしょう。
今日のメーカー交流では、匠の技を生かすには、やはり人間力が不可欠であることを再認識したしだいです。

さて、今日の札幌移動はJR北海道のスーパー北斗の改札を入ろうとしたら、急遽、函館本線が大雨で途中路線が洪水によって冠水のため運休となるとのこと。
直ぐに函館空港に向かい何とか飛行機で事なきを得ました。
写真は夕刻に高速道路から撮った札幌の夕焼けですが、不気味な雲が気がかりです。

さて、明日も私は不気味な雲の上を通る飛行機で帰社することに致します。

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