豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

福沢諭吉の気概があれば…函館市~北斗市

2014-09-25 20:18:19 | ファース本部
人は、気概やヤル気があれば、誰もが自らの力で遣り抜こうと思考するものなのでしょう。
私は、21歳の時に夜汽車に揺られ、大都会の東京で独立したのですが、今から振り返ってみると何とも無茶でリスキーな行動であったと思われます。

トビ職の師匠には、独立するなら知ない場所、しかも生存競争の激しい都会に行け!と檄を飛ばされたことはしっかりと覚えています。
仕事を貰う営業手法、経営に必要な知識など、独立してから習得せざるを得ませんでした。
しかし必要で覚える知識や手法は、いつの間にか自身の身体に染み込んでいるものです。

「最初から気概のないものは、人に依頼する事ばかりを考え、依頼事が思うに進まなければ直ぐに怒り出し、直ぐに怒り出す人は、権力者の腰巾着になる」これは福沢諭吉の格言。諭吉は更に「独立する気概のなき者は、必ず他人に物事を依頼し、同時に他人を怒る、他人を怒る者は必ず人にへつらうものなり」と言う名言を残しました。

福沢諭吉は、人は1人だけで生き抜く事など絶対に出来ない、だからと言って自立する気概のない人の面倒などは誰もみない、独立心とは、自分自身が1人の人間として確立するための気力と努力を促すものだと諭したかったようです。

今日は「北海道連合調停協会調停委員全道大会」この長い名称のイベントが函館市内のホテルで開催され当方も参加してきました。調停委員の40%は弁護士の先生だと言います。その他の調停委員の職業や前職は、校長などの管理教職員が大多数を占めています。
おそらく私のような中学校卒で調停委員に就いているのは当方だけかと思われます。

自治体推薦で調停委員を拝命するに至ったのですが、調停委員は最高裁任命で格式の高い公職であり、推薦を受けた家庭裁判所も相当に戸惑ったと聞いております。
型に嵌らない調停委員を推薦するようにとのオファーで当方の推薦になったと言います。

その貴重な使命を果すため当方は、工務店経営者、住宅システムの開発者とまた大きく異なる試練を受けることに……この試練がまた自分器を形成してくれたのでしょう。
写真はその調停協会イベントの様子ですが、今年で19年目の調停員経験を積んでいます。
さて、帰社して問い合わせ返信などを行ない、ようやく帰宅できそうです。

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