豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

自分の家づくりは世界最高なのか…北斗市

2014-09-13 15:20:18 | ファース本部
私達が住宅システムの開発事業を行っていると、自分の研究で出来た住宅システムは、まさに世界で一番かのような錯覚に陥る場合があります。
特に住宅フランチャイズをまとめる立場から言ったら「世界一」の気概が必要です。
しかしながら世界一であることと、世界一の気概を持つことの違いは大きいのでしょう。

ある大手ハウスメーカーの腕利きの営業マンは、自分の売る住宅が世界一で在るかの如く信じ、その波動がお客様に通じて契約を戴くのだと言いきります。
ところがその彼は、自分が住むことになる実家を当方の開発したファースの家で建築を。
その後、ハウスメーカーを辞め地元の一般企業に努め、ファースの家で暮らしています。

一生一代の身を委ねる家は、建主が住んでからの快適さ、住む人と家の健康度合、冷暖房光熱費など、ハード的に確立された要素が必須となります。
加えて人が住めば生じる、様々なアクシデント、建具や設備機器などの不具合には、施工者側が、気持ち良く対応するメンテナンス体制などのソフトが両立しなければなりません。

本来の家づくりは、売って終わりではありません。
住宅量産会社は、先ずは家を売る営業部門、次に下請施工管理部門、次にメンテナンス対応部署と組織的な仕組みが不可欠です。
然るに量産会社は、建主と施工に関わる人々の人間関係が希薄になってしまいがちです。

住宅の数を売る営業マンがカラダからオーラを発散させて、その波長が建主さまに伝わり、契約は出来ても、その後の施工、メンテナンス体制までその波長が続く保証はありません。
家づくりは、強度や意匠、整備、デザイン、断熱力などと、ハードを競うのも大切です。
しかし、家は理屈でなく、住んで幸せになった建主さまの数を競うべきなのでしょう。

今日から三連休です。
弊社のハウジング事業部を除いた当番出勤のスタッフ達は、三々五々と引き上げて行きました。
さて、写真は我家の庭のブドウ棚ですが、その房実は、我味が一番ですよと、訴えているように見えます。秋は一雨ごとに深まります。

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