豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

CO2排出量の目標と実効性…北斗市

2015-08-17 17:53:40 | ファース本部
望月環境相は、14日に現況の火力発電所(写真)のCO2排出量対策が不十分だとして、監督官庁の経産省に「是認できないと」との意見書を送付したとする報道がありました。
電力自由化に基づき全国に現在は35社の発電会社があるとされます。

この35社は、先月7月17日に業界全体で2030年度のCO2排出量を2013年度対比で35%削減するとの目標をまとめました。
ところが具体的な手法や手段は明記されておりません。
このまま推移すると目標達成が難しいと危機感を抱き、経産省と連携をしながら実効性の伴った対策に取り組むとしております。

経産省は、電力会社など産業関連の監督官庁で産業全体の活性化をはかることも重要な役割の役所です。
一方環境省は、環境保全を保持するための仕事を遂行する役所です。
また国土交通省は、出来上がった家の温熱性能などを管理監督する役所とも言えそうです。

日本の役所は縦割り組織とも言われます。
CO2排出量は、農水省が監督官庁である農業、漁業なども大きな関わりを持っております。
もっと言えば、私達が生活することで少なからずCO2を排出しております。

豊かで快適な生活環境を保持しながら自然にCO2排出削減が可能な家づくりを実践することは、私達のような温熱性能を研究開発する会社に大きな役割がありそうです。
私達の仕事は、縦割り行政に左右される事などありません。
ただひたすらに住む人の快適空間と幸せづくりを目指しているのですから…

今日は、休み明けの役員会議を行いました。
私達の業界は、正月休みのある1月から3月までの立ち上がりが遅いため、このお盆休み明けが下半期と言えます。
新しい取り組み姿勢の確認を行いました。
2020年省エネ基準義務化に向けて、弊社の仕事はまさに追い風なのですが、気を引き締めて事業遂行を行います。

さて、お盆明けで暑さは過ぎ去ったようですが、天候不順は続きそうです。
今の北斗市は曇りで執務室から函館山が確認出来ます。
しかし、やがて恵みの雨になる予報です。

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