豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

余剰電力で水素エネルギー活用を…七飯町~函館市~北斗市

2015-08-12 16:42:59 | ファース本部
北海道庁は、風力や太陽光発電の不安定さを思考すると水素エネルギーの活用を具現化していると言います。
つまり、余剰電力で水素をつくろうと言う計画です。
太陽光発電や風力発電でも水素が作れますが、コストが掛かります。
そこで捨てざるをえない余剰電力で水素をつくろうと言うのです。

電力会社は、夏場の昼過ぎの電力需要ピーク時を乗り越えるため様々な取り組みをしています。
寒冷地の電力ピークは、冬の夕方に高くなります。
発電設備は、この数時間のピーク時の需要を満たすため、多大な発電機を設置します。
負荷平準化とは、ピークを少なくして24時間平均的な需要を促す仕組みのことです。

電力会社の使命は、安定供給にあるため常に供給量を受容量より多めにしており、それでも深夜の時間帯は余剰してしまいます。北海道は、この余った電力で水素をつくろうとの試みです。

電気を溜めるには大きな電池が必要ですが水素はボンベ(写真)に収納できます。
水素エンジンの自動車や飛行機、そして水素発電された電気を家庭や構造に送電することも可能です。
水素をボンベに収納しておき、ピーク時には発電して電力供給することも可能です。
電力自由化に伴い、電力販売も過当競争時代となります。

するとやはり大型発電装置をもっている発電会社は、余剰電力も多くなり、遣りようによって水素生産量も多くなりそうです。
いずれにしても、この北海道の取り組みが注目されます。

さて、明日はお盆です。
拙宅には帰省する子や孫達、その連れ合いなど30名ほどが墓参に来てくれます。
三々五々と近くにある父母などの墓参を済ませてから自宅に集まって大宴会に…
明日だけは、午後の2時くらいが我家の電力ピークとなりそうです。

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