奈良県の国宝、法隆寺は聖徳太子ゆかりの寺院として有名ですが建築されてから1400年もの歳月が経っており、木造建造物では最古と言われています。
法隆寺に限らず寺院の建立には、そのほとんどが欅(けやき)の木を使用しています。
ケヤキの木は、木目に特徴があります。
柱や梁には龍が舞い上がり、梁には雲が泳いでいるように見えるものです。
格式の高い神社仏閣の建立の殆どは、この欅の木を用いており、木目の雲や龍の舞いをダイナミックに醸し出す事に意義があったように思われます。(写真)
木材は、「腐り易い」「燃え易い」と思いがちです。
しかし火炎を浴びると、その部分だけが炭化して芯まで燃えない特性を持っています。
鉄鋼材は、500度ほどの熱で歪んでしまい、強度が保たれず崩れ落ちてしまいます。
耐久性も鋼材は、錆でボロボロになるため、塗装メンテナンスを頻繁に必要です。
木材は環境さえ整えば、半永久的な高寿命をもたらします。
殆どを欅で造った築1000年以上を経過した正倉院や法隆寺などが証明しています。
この欅は建築してから収縮して大暴れするため、自然乾燥を丹念に行い、木目を見ながら特性を見極めながら拵え大工さんの育成も必要です。
ファース工法の家づくりにも欅を多く使いたいものです。
さて、今日はとても穏やかな天気の統一地方選、投票日の日曜日でした。
今夜半には北斗市市議会議員選挙の当落が決まります。
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