豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

贅沢な熱源の電気を安価に…北斗市・本社

2025-02-13 17:18:59 | Weblog
贅沢な熱源の電気を安価に…北斗市・本社
東日本大震災で福島第一原発事故以後は、電力使用の抑制を行う風潮が高まりました。
電気を家庭で使用するには、石油を燃焼させてお湯を沸騰させ、その蒸気でタービン発電機を稼働した電気を、幾つもの配電設備や電線を通じて家庭に届きます。

石油1リッターの燃焼で得た電力は、家庭に届くまで5分の1以下にまで減少します。
つまり電力は極めて高価なエネルギーだと云う事になります。
そのエネルギーで住宅の冷暖房や給湯、厨房機器まで稼働させるには贅沢過ぎるのです。

ところが清潔で贅沢な電気エネルギーは、使用法によって安価になります。
それは、エアコンの冷暖房消費量は住宅の高断熱高気密性能に比例するのです。
エアコンのエネルギー消費効率(APF)は、暖房なら確実に断熱機能と比例します。

例えば熱損失係数(Q値)1.0で40坪(132㎡)住宅は、真冬2月のエアコンでの暖房費、約1.5万円ですが、Q値5.0では9万円と6倍になります。
冷房費は、窓の遮熱ガラスや住宅の向き(方向)よっても異なりますが、ほぼ比例します。
このようにエアコン稼働率は、断熱性能とFPF向上は比例するのです。

またエアコンは、他の燃焼機器と異なり、微小稼働ほどAPFが高く安価になります。
断熱材の薄い、隙間だらけの住宅でエアコンを使用するといつまでも暖かくならず、APFが向上しないため多くのエネルギーを使用する事になります。

冷房も同じで日射熱などを遮蔽して、室温を上げない工夫が省エネ冷房となります。
現在は遮熱シートやルーバーなどで冷房負荷を軽減するするツールも販売されています。
今後は高気密高断熱住宅が当たり前になる時代となります。

つまりエアコンの微小稼働で充分に温かさや涼しさを得られる事から、一気にエアコン普及が為される事でしょう。ファース工法は、40年前からエアコン暖房を採用しています。
そのエアコンも天井裏(画像)に設置し、熱循環によって輻射熱冷暖房を行ってます。
この専用エアコンは、APF5のエアコンを倍のAPF10で稼働させられ、特許出願済です。

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