豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

エアコン室外機のデフロスト…北斗市・本社

2022-12-04 14:50:00 | Weblog
エアコン室外機のデフロスト…北斗市・本社
20年前はエアコン暖房を「寒冷地」で使用することが出来ませんでした。
エアコンは、外気から約10度の熱を汲み上げて室温をあげます。
エアコンなどをヒートポンプと云うのは、この熱を汲み上げる仕組みから来ています。

今日の北斗市は-3度です。
-3度の時は、冷媒ガスが自動的に10度低い-13度になるような特性を持たせています。
つまり室外機のフィン(幾重もの羽)部分は-13度になると云う事です。

フィンが-13度になると空気中の水蒸気が凍って霜となります。
この霜が多くなると空気が通らなくなり、熱を吸収しなくなるのです。
そのため、霜が付くとセンサーが働き、霜取り稼働となります。

霜取り稼働とは、メーカーによって仕組みが異なりますが、多くは室温から熱をフイルドバックさせ、その熱で霜を溶かします。
霜取り中は、一時的に暖房が冷房と同じような状態になるのです。

画像は今朝の我家のエアコン室外機ですが、デフロストで溶けた水が凍っていました。
長期間この状態が続くと、室外機の下部に氷が積み上がり、機械に届く場合があります。
寒冷地エアコン室外機は、高い架台の上に載せてあり雪と氷の被害防止をしています。



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