豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

多層ガラスの作製プロセス…北斗市・本社

2025-02-21 17:07:54 | Weblog
多層ガラスの作製プロセス…北斗市・本社
現在、Low-E機能を外側と内側のガラスにコーティングした「トリプルガラス」で熱貫流率0.23w/k㎡の断熱性能のガラスを作製できました。
グラスウール断熱の熱貫流率が0.45 w/k㎡ですから、その約2倍の断熱性能のガラスです。
単板ガラスの熱貫流率は、約5.00 w/k㎡ですから、10倍以上の断熱性能となります。

それは、まさにLow-E機能を施すことで成り立ちます。
画像は、実験ハウスで実験中の多層断熱ガラスです。
右側は、現場で手造りした10枚の多層ガラスであり、左側はプロが多層ガラス製造の専用機材を行使して造った10枚の多層ガラスです。
熱貫流率は、0.30w/k㎡と同じになりましたが、明らかに透明度が異なります。

Low-E機能をコーティングしたトリプルガラスの複層(ガラス6枚)は、その熱貫流率0.23w/k㎡となりますが、グラスウール断熱材の200㎜に相当する断熱力です。
しかしそこに至るまでには、画像右側の手づくり多層ガラスで何度も実験を重ねました。
そもそもガラスがもっとも大切なのが、透明度(景観度)です。
室内からは、何の違和感もなく外部を見られることが一番でなくてはなりません。

そのうえでの防犯性能、飛散防止性能、断熱性能、遮熱性能なのです。
ファース本部と、栃木県那須塩原市の星野アルミ建材さんが共同開発した、0.23w/k㎡の多層断熱ガラスは、画像右側の手造り多層ガラスを進化させたものです。
そもそもガラス10枚の重量は重すぎて、クレーン車でもなければ取り付けも出来ません。
0.23w/k㎡の断熱ガラスは、Low-E機能のトリプルガラスを現場において複合にする事で成立します。これは施工法として特許出願しています。

この世に無いモノを創り出すには、一朝一夕で成就できるものなどありません。
ファース本部は、研究開発を繰り返しながら寄り良い家づくりの技術を研鑽しています。
そこで得た技術は、FAS加盟工務店さんを通じて全国に供給しているのです。

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