理論値より実証値…北斗市・ファース本部
断熱材の熱損失量は、断熱材の厚さを熱伝導率で割り熱抵抗値を求め、その逆数です。
UA値やQ値などは、この計算によって積算され表記されています。
私達の研究開発室では、この計算値に加え実験ボックスで熱をかけて逃げた熱量を測定します。
写真は研究開発室にある、熱負荷式の熱貫流量試験ボックスです。
この実験ボックスは、ボックス内の発熱部分から直接、対象物を熱しないよう、遮蔽プレートで塞ぎ、あくまでも試験体の熱損量だけを輻射熱量で測定できます。
「理論値より実証値」
一流メーカーの製造した断熱材や断熱ガラスも、実際に熱を掛けると色々な環境下でにより、逃げる熱量が仕様書の通りではありません。
私達は、一般住宅の仕様状況に見合った環境を与えて実験を行います。
このような試験を経て、断熱材やガラスアセンブリー会社とも充分に協議しながら、私達のファース工法専用部材を供給しております。
仕様書とは、一定の限られた範囲の環境下での成績書みたいなものです。
ファース本部は、全国の気象や温度湿度に見合った断熱材や断熱ガラスを提供しています。
そのため理論値でなく、実際の住宅と同じ環境の「#実証値」で、断熱素材を決めています。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」
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