豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりはハードとソフトの一体化が…北斗市

2017-04-15 12:30:52 | ファース本部

ハード(家の性能)と、ソフト(人の真心)は、それが一体となって家が構成されます。
ハードが伴わなければ、寒い、暑い、カビ、経済性、耐久性、耐震性など住まいしてからお施主様にストレスを与え続けます。

一昨日と昨日の二日間開催のFAS検査員講習は、新規加盟店と既存工務店の技術、営業担当者などを対象に、年2回、この本部で行っています。
(写真は昨日の講習風景で研究開発室の若手研究員、藤木の講義)
「ファース検査員」資格を取得するには講習を受け、考査試験で70点以上が合格です。

FAS加盟工務店には、必ず一人以上いる事が前提で、ファース本部と同等の知識と技能がある事の証となります。
講習内容は、断熱、気密のメカニズム、設備チェック、温熱環境の熱計算の仕方などです。

公的な計算マニュアルには、因数分解や方程式を用いる計算法が羅列しております。
私は中学しか卒業しておりませんが、一番小難しい温熱計算手法の講義を担当します。
むしろ最も得意なジャンルのQ値(熱損失係数)とその算出方法を指導します。
因数分解等の計算で得る熱量は全体の8%前後でしかなく、それを勘案した計算をします。

公的表記はAU値(外皮と云われる床、壁、天井、開口部の外部に面した部分の熱損)表記となりました。
しかし家全体から逃げる熱量は隙間や換気からの熱も含めたQ値でなければなりません。
受講者全員がとても前向きで、この難しい熱計算を楽しんでいました。

このハードの知識と技量があれば、ソフト(真心のこもったメンテナンス対応など)が生きてきます。
昨日は受講者全員が、幸せを得るための知識を身に付けて帰って行きました。
ありがとう!と、あの笑顔があれば、必ず幸せになる事でしょう。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エアコンの冷暖房メカニズム... | トップ | 電力自由化で電化住宅が得な... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファース本部」カテゴリの最新記事