換気量の基本を紐解けば…北斗市・本社
北斗市の気温24度、この同じ時間に東京は34度と10度も高いのです。
おまけに湿度90%近いのですから東京で暮らす人々に対して、同情いたします。
その東京には、長男家族、娘家族、東京事務所スタッフ家族などが暮らしています。
長男は、靖国通り沿いの神保町に芸術喫茶を営んでおり、その様子が彼のブログや利用者のインスタグラムなので公開されるため、都内の様子が解ります。
色々な事を気にしながらもファース本部の北斗市本社は、夏休み中も粛々と研究開発を。
画像は、実験ハウスに取り付けた、もっとも原始的な換気扇です。
単に空気を入れ替えるだけなら、この換気扇がもっとも安価で大量の空気を運びます。
ところが、気密性の高い建造物では排気する分の空気の導入がないため、空回りになります。
強い排気量を持たすには、シロッコファンと云う換気扇を用います。
ジェット機のエンジンを模した換気扇で、小さな隙間からでも吸い込んで吐き出します。
画像のプロペラファンは、送風抵抗の少ない隙の多い建造物に向いています。
もっとも隙間の多い建造物は、自然換気(人の出入りや自然風)で充分です。
昔の家屋には、換気扇など無かったのですから。
建築基準法は、新築住宅で容積の50%以上を1時間に一度入れ替える事を規定さています。
高気密高断熱と云われる住宅には、画像のプロペラファン換気量など通用しません。
とは言え、機械換気の基になるのは、この単純な換気扇が基本になっています。
私達が近代住宅の空調を行う際にも換気扇は、このファンを基軸にしております。
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