いつまでも平坦で安泰な生活環境などを確保できるとは限りません。
今は新型コロナウイルスの蔓延に社会が翻弄され自粛、自粛の毎日が続いています。
コロナ終息は、感染媒体となるヒトが、他のヒトと接しないでいることです。
しかし私達の社会生活は、ヒトとヒトとの関連性で成り立っており、自粛は社会生活に致命的なダメージを与えることになるのでしょう。
今までも私達は、リーマンショックの経済危機や、阪神淡路大震災、東日本大震災大津波などで多く仲間や大切なヒトを失いながらも、その試練を何と乗り越えて来ました。
その試練を乗り越えるごとに知恵を付け、賢くなって行きます。
しかしながら、この新型コロナウイルスの蔓延は地球規模での大災害といえそうです。
中国から始まったコロナウイルスは、瞬く間に全世界に拡散してしまいました。
私も長い人生の中でも、この見えない敵と戦うのは初めての経験となります。
1966年の創業から54年になりますが、ウイルス菌と対峙するのはまさに初めてです。
表題の「ピンチはチャンス」という格言は至るところで云われます。
逆境の底辺にいるからこそ、今までに視た事のない、天を見上げる事が出来るのです。
「転んでもただは起きぬ」とは、そのピンチをチャンスに変えると同語でもありそうです。
転んで地べたに顔を突っ込めば、目前の間直に雑草や小石が普段と異なる形状で見えます。
転ばなければ見えないモノが見えるのですから、そこから得る情報は多いのです。
そのように思えば、あえて転ばなくとも視点を変えるという賢さが湧き出ます。
私の開発した「#ファース工法」(写真)も逆境の中から湧き出た住宅システムでした。
写真は岡山県津山市のFAS加盟工務店、建築工房蔵さんが建てた和風ファースの家です。
さて、この見えない敵と戦いながら行う経営戦略を練るのもまた経営の醍醐味です。
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