豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住宅とは…北斗市・本社

2024-01-26 16:17:00 | Weblog
住宅とは…北斗市・本社
住宅の定義について「建築基準法」に記載などはありません。
建築基準法には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」と云うのがあります。
いわゆる「品確法」と称する法律です。

この品確法では、「住宅とは、人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分」と書いています。
「人の住居の用に供する」ととても広範囲な解釈ができます。
屋根・壁・床・窓・出入口が付いていれば「住居の用に供する」とも云えます。

住宅は、自然気候や外部からの危険を回避する機能を持たせる必要があります。
危険回避とは、外部からの危険のなかに人的な危害や損害を与えるモノも含みます。
家屋内では、安心して睡眠、食事、育児や介護、そして家族団欒の時間もあります。

私達は、この居住空間で多くの時間を過ごします。
特に高齢化社会となりつつある現在は、健康に有意義な時間を送れる機能が必須です。
日射熱や採光、適度な通風、綺麗な空気、暖かかくて涼しい事も重要となります。

品確法には、外観や内観規制等がなく自由に選択できます。
しかしあまりにも奇抜過ぎて、周辺住民に不快感を与えた例もあります。
また有害物質の含んだ建材を使用して「シックハウス症候群」の発症が、換気法と云う法律を設定する動機となりました。

来年2025年からは、次世代省エネ基準が義務化となります。
一定以上の断熱性能を持たない住宅は、建築出来なくなるのです。
省エネ目的より大きな理由は、高齢者医療費負担を抑え込む事が大きいと思われます。

断熱性能の高い住宅に住む高齢者の疾患率は、確実に低くなるからです。
画像は、Q値0.88、UH値0.23の断熱性能を持つ「ファースの家」。

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