豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

任侠渡世の義理人情…北斗市・ファース本部

2021-03-13 17:18:13 | ファース本部

任侠渡世の義理人情…北斗市・ファース本部

ヤクザ映画のシーンある一宿一飯義理人情とは、ひと晩を泊めてもらい、朝ごはんの一杯をご馳走になったことの恩義を忘れないでいる事を云います。

日本では、このような男の生き方を「任侠道」なども云いました。

 

任侠となると現代のヤクザ(組織暴力団)をイメージしてしまいがちです。

任侠とは、仁義(道徳やルール)を重んじて困っている人を放ってはおかず、カラダを張っても助けるとの自己犠牲の心意気がある生き方を云います。

私が育った鉄骨トビ職での飯場暮らしは、まさに任侠の世界だったように思います。

 

中国大陸では、任侠の歴史は古く、春秋時代の戦国の時も義理人情で国づくりをなしたとされます。

当時に国を治めた高皇帝「劉邦(りゅうほう)」は、任侠の男達3,000名を使いこなし、国を動かしたとされます。

司馬遼太郎の小説などで何処まで史実なのかは解りません。

しかし、当時から義理堅いリーダーの基には、多くの任侠が集まったとされております。

我国では、森の石松を子分にした「清水の次郎長」や飢餓に苦しむ人々に慕われた「国定忠治」なども任侠人でした。

写真は鶴田浩二、高倉健、藤純子(富司純子)の任侠映画のポスターです。

司馬遼太郎は、道理の知らない暴力団ヤクザやチンピラと、任侠が混同される事をとても悔やんでもいたそうです。

新渡戸稲造は、任侠・武士道精神を男達(おとこだて)して特定の階級を与えました。

私達会社経営者は、「任侠仕事人」をしっかりと育てて行きたいものです。


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