豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

顔(フェース)とは…青森~弘前~十和田~八戸~東京

2009-05-08 21:40:29 | ファース本部
ある文献に、和服を一番綺麗に着る秘訣は『顔』なのだと言う記述がありました。
これは、「顔の綺麗さや醜さ」などではないと言うのです。
どんなに高価な着物を着ても口元が下がった女性は着物の美しさを逸すると言います。

人は、ほのかな笑顔で、口元がきりっと引き締まり、シャキッと上を向いていれば運まで引き寄せると言います。どんな時も口元をきりっと締めて、良い顔でいたいものです。人の顔は、その方の現在の生活状態を映し出すのでしょうか。

同じ工務店経営者でも、人と合えば、大変だ、大変だと愚痴を言い、社員や取引先の悪口や愚痴を言い、背中を丸めて肩を落とし、顔の額に縦皺を…
このような顔つきの工務店経営者には、再起をはかるチャンスなど訪れそうもありません。厳しい環境でも今、自分が居る事に感謝できれば、きっと額の縦皺も出来ないでしょう。

どんなに悲しく、儚い環境であったとしても、それは自分だけに与えられた試練などではありません。人はみんなが心の中で葛藤しているのです。
「今自分が在る事」「人様の支えで自分がいる事」「悲しみや苦しみは自分だけでない事」

たった一度の人生だから、せめて心の中は穏やかで、そして楽観的でいるべきでしょう。心中の葛藤を顔(フェース)に出さないもの人格者の資格のようです。
家づくりを生業とする工務店経営者の殆どが、普通の方より苦悩の程度が深刻だと言われます。それは建主さん、社員さん、協力業者さんなどに対する責任を負っているからです。

昨日は青森市内、今日は八戸市内の工務店さんや販売代理店さんを訪ねました。やはり、この不況下でも前向きで実直な取り組みをしている経営者の方は、顔(フェース)に余裕があり、勿論、額に縦皺などつくっておりませんでした。

写真は今年度に竣工した、ファースの家ですが、家の顔である外見(フェース)の中身は、エコキュート給湯、エアコン暖房、太陽光発電、シリカゲル省エネなどの次世代性能が詰まっています。
この家を設計施工した経営者は、常に前向きで明るい人柄でした。

快晴の青森、弘前、十和田、八戸まで車で移動し、八戸からは、新幹線で東京に移動してきましたが、都内に着いたら外は、そぼ降る春の雨に迎えられました。
明日は都内で講演です。
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