豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

完全輻射熱冷暖房とは…北斗市・本社

2023-09-26 17:21:11 | Weblog
完全輻射熱冷暖房とは…北斗市・本社
猛暑続きの夏もどうやら峠を越え、北海道の朝は気温10度を切る日も出てきました。
日本には、春夏秋冬の四季があるのですが、秋を超えて一気に冬になりそうな気配です。
さて一般的な住まいは、気温20度、湿度50%が適温と湿度を云われています。

外気温は自然のあるがまま、気温35度を超え、-20度を下回る場合もあります。
気温が下がると相対湿度が下がり寒冷地は、-20度の湿度が80%等も度々あります。
気温の低い日に、家から逃げた分の熱量を加温することを暖房と云います。

真夏は、30度を超える事もあり、その際は冷房装置を使います。
現在は、その両方をエアコンに機能が備わるようになりました。
昔のエアコンは、冷房が出来ても暖房など出来ませんでした。

外気温から熱を汲みだす際に、室外機のフィンが凍ってしまうからです。
北海道でもエアコン暖房が出来るようになったのは、20年くらい前なのです。
室外機のフィンが凍りそうになると、一時的に室温から熱を戻すことやヒーターを瞬間的に作動させる方法など、色々な工夫を施して寒冷地のエアコン暖房が可能となりました。

ところが壁掛けエアコン暖房は、頭の上を温風が漂い肝心の足元が寒い事象となります。
これは基本的に住宅の断熱と気密性能が劣っている事が要因です。
いわゆる高気密高断熱の住宅は、上部と下部の温度差が性能の高いほど低くなります。
ファース工法は、壁掛けエアコンを天井裏に設置して温風を一気に床下に送りこみます。

床下を温めてから外皮の通気層を上昇して輻射熱で暖房しています。
床面、壁面、天井面と室温が同じ温度になることから完全輻射熱冷暖房になるのです。
それに湿度一定化も調湿機能を持たせた「ファースの家」が、全国各地に建築されています。
殆どの都道府県にある、お近くのファース加盟工務店にお尋ねください。

現在は、開発元の福地建装本社屋の近くに体感用モデルハウスを建築中(写真)です。
この冬には「完全輻射熱冷暖房」のファースの家を体感して貰えると思います。

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