ガラスの断熱層とは…北斗市・ファース本部
建築のガラスは、主に窓などの開口部に使用しています。
私達ファース本部は、窓からの熱収支を計算しながら家づくりを計画します。
窓ガラスの熱貫流率は約5.0w/㎡kで一時間に5wの熱を逃がすのです。
一方で㎡あたり100倍の約500wもの日射熱を取得します。
熱を入れますが、太陽熱の侵入時間は極めて限られ、夜は完全に熱の放熱箇所になってしまうのです。
私達は、景観を損なわず、熱収支で完全に黒字になるガラス性能の開発を行っています。
写真は8枚ガラスを用いた断熱ガラスで熱貫流率0.35w/㎡kです。
ガラスを適度な間隔で多層にすると断熱性能は、確実に向上させる事はできます。
しかし8枚ものガラスでは、施工性や日射取得熱などで課題もあります。
このガラス枚数を増やさずに、断熱性能を飛躍的に向上させる実験を行ってきました。
自分の新宅ファースの家に取り付けた断熱ガラスは、6枚で約0.22w/㎡kです。
このガラスを何度も繰り返し実験しながら作製して頂いた、那須塩原市の販売代理店、株式会社星野アルミ建材さまの努力の結果です。
単にガラスを6枚にしたのでは、8枚での0.35を超える事は出来ません。
星野アルミ建材さんは、世界中のガラスの性能を調べ上げ、適切な施しを促したのです。
今後は、ガラスだけで家づくりが可能なる時代がくるかも知れません。
今日は東京都内で建築関連事業者との会合がありました。
何故か断熱ガラスの存在に話題が、集中してしまいました。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」
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