豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

エアコンの効率を思考する…北斗市・本社

2024-02-22 17:17:26 | Weblog
エアコンの効率を思考する…北斗市・本社
暖房機の殆どは、その発熱ボリュームを小さく絞るほど効率が悪くなるのが通常です。
ところがエアコンは、微小稼働にするほど、エネルギー消費効率(APF)が向上します。
冷暖房の稼動時は、このAPFが極端に低くなり消費電力を多くしてしまいます。

ところが設定温度に室温が定まるとFPFは、高く推移するようになります。
高気密高断熱住宅では、設定温度に達したら消費電力が少なくなります。
高断熱住宅は、エアコンを止めない方がはるかに安価な電気量で済ます事が出来ます。

ファース工法は、天井裏に設置したエアコンが、冷やした空気を天井裏と壁の中、床下の僅かな空間を循環させる方式を取っています。(画像)
構造体の温度を常に一定に維持し、床、壁、天井面から、居住者の身体に優しい、輻射冷房を行なうためです。
 
6月から9月いっぱいエアコンは停止させません。
人が居ても居なくとも停止しないほうがはるかに経済的であるからです。
空気1立方メートルの比熱(1度の温度を上げたり下げたりするために必要な熱量)約0,3キロカロリーです。

これに対し、構造体の比熱は900倍もの約270キロカロリーにも及ぶからです。
当然、建物の方向や、日射遮蔽(庇など)が、しっかりと実践されている事が前提。
それは、エアコンの冷暖房特性を熟知した上での使用法となります。

さて、昨日は気温20度の鹿児島でしたが、今日の北斗市の朝気温-8度、現在-4度です。
氷点下は連休の明日も続く予報ですが、好天の三連休になって貰いたいものですね。

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