行く先々で見られる海霧が美しい。
さて二人と別れて一人釣行である。時間に制約のない私は、秋田方面に転戦の予定だったが、今回の豪雨は日本海側、特に秋田が壊滅的な被害を受けた。そこで東北をホームグラウンドとするゆうさんから聞いた二箇所の秘渓で竿を出すこととした。
苔むした原生林に囲まれた階段上の谷。
次々に出るのは5寸級のヤマメばかり
呆れるほど5寸級を釣っていたが、ようやく20cmを超える。ヤマメ8寸がでる。
25cmを追加
陽が谷を射し、美しい。2mほどの滝が暗い原生林の中で浮遊しているようだ。アウトドアの醍醐味は、心と肉体に関わるあらゆる感触を沁み込ませ、自然との対話することが重要なのだと私は思っている。釣果の多寡に拘らず、こうした日常出会うことがない、自然のデザインを満喫したいものである。
チビヤマメのアタックに嫌気がさした頃、7寸ほどの岩魚。この渓はヤマメと岩魚の混成のようだ。その後岩魚もう一尾
2時間ほどの釣りを終え次の谷に。
この渓も苔で覆われた美しい谷。午前中の谷より穏やかで段差がない。竿も降りやすくなった。ちょっとと思ったので
長靴での釣行だったが、あまりに魚の出が良いので1時間ほど竿を出した。釣れるのはイワナばかりで、大物を、と粘ったが。
この谷ではイワナは8寸止まりだったが、魚影の濃い谷だった。
この項終わる。しばらく出かけます。