有楽町駅プラットホームから
「種を蒔く」
一年2ヶ月ぶりの東京。ここ10年来訪れるている若い日本画家の個展に足を運んだ。幾度も行っているのにいつも
見つからない。辿り着かない。
山では鼻がきくのに都会では毎度の堂々巡りである。大汗をかいてようよう辿り着いた銀座3丁目の小さな画廊。
この小さな画廊に小さな作品が10数点並ぶ。
日本画家、田嶋健太郎氏の作品である。
私が彼の作品を認識するようになった頃から、彼の作品は展示初日の午前中にほとんど売れるようになってしまった。
いずれも小さな作品であるが、彼の宇宙が描かれている。
仏画を意識して描いているというが、仏画と言ってもいいのであろう。
どこの会にも属さず、自分の世界を描き続ける40歳の若き画家は、どう変わっていくのか、楽しみである。
ほとんどの作品の大きさは1号から3号ほど。8号ほどの作品が2点ほど。
久しぶりの東京。東京は息が詰まるから、個展を10分ほど見学し
踵を返して、帰路についた。
田島健太展は本日が最終日でした。
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