山門。仁王様が左右におられる。
浦川原にある杉坪薬師。瞽女親方杉本キクイさんが６歳で失明した際、眼病に霊剣あらたかと評判のこの寺に、通ったのだそうだ。本堂内には眼病に関する記実や絵馬が、所狭しとあったそうだが、数年前に整理し、僅かながら残っているだけだった。
今回、この寺のミニジオラマを作成するために改めて訪れたのだが、あまりに雪の多さに、建物の画像を治めることができなかった。
庫裏と本堂。除雪はされているが人気はなさそうである。昨年４月に訪ねた際、住職に尋ねると、普段は里に住んでいて、ここには通っていると伺った。
堂も降雪に消え入りそう
山門と神木に見送られ。
浦川原の杉坪薬師に寄ってから、ふと大島区の板山不動尊に寄り道しようと考えた。ホワイトアウト気味の雪道の移動は骨が折れるが、雪に埋もれた石仏群に会いたくなった。駐車場から夏道ならわずか数分の道のりだが、谷を埋め尽くす雪の量に手こずった。腰までの雪をラッセルし、２０分ほど。岩窟に近づいても３mを越す雪の下に、不動尊は眠っていた。左岸を落ちる不動の滝の音は、雪間に音を失って沢音とともに下流に落ちて静かだった。吹き出る汗を拭い、４、５mはある、岩窟の隙間から雪の急斜面を滑り降りた。
真新しい石仏の涎掛け
昨年の一月から瞽女ミュージアム高田にて展示中の「板山不動尊と瞽女」ジオラマです。
本日上越から帰ってきたが、２月初めの積雪と同じくらい再び降雪があった。およそ３m。
もう雪はいらないよ〜〜〜、とため息が出るばかり。
私は温泉入ってぬ〜くぬくだが、地元の方は除雪で大変だ。
温泉の外は家が埋まりそう。
妙高市上小沢からの眺める妙高山、火打山は見事である。棚田越しに見る冬の山々は、なかなか恥ずかしがって顔を見せてはくれないのだが。ここ上小沢の瞽女宿近くからの雪景色。
１７㎝×８㎝（奥行）×１０㎝（高さ）アクリルケース入 IED電球点灯 背景写真付
トミーテック から出ている既製のジオラマコレクション、スケール1/150を使用してカスタム&スクラッチして、「瞽女宿を訪ねて」と題して、ミニジオラマを作ってみました。ジオラマコレクションはお値段もそこそこで、ちょっとした情景が再現できるのが利点なのだが、欲しいジオラマコレクション商品が手に入らないのが、難点なのである。
人間フィギュアは1㎝。 瞽女人形は既製品にはないので、流用してオリジナルで作成しています。
これからいろいろ作っていきます。一品物。販売を予定しています
