高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

3月19日のつれづれ。

2015-03-19 | 日記

3月29日の18時20分より、
京阪天満橋駅・八軒家浜船着場からの2時間の夜桜観覧クルーズの御提案です。

今はまだ正式にイベント開催となっておりません。
21日まである程度の人数が集まりそうでしたら、
開催となります。

会費は2時間のクルーズ代と飲み物込みで6000円ほどと
この時期にしては破格の内容となっております。
しかも飲食分は各自持ち込み可となっております。

今年は桜の開花も早めということで満開とまでは言えませんが、
なかなか風景を楽しむことが出来るのではないかと思います。


ある程度の人数に達しない時には
中止となりますので、御了承下さいませ。

参加出来そうかなと思われる方は、
お店まで御一報頂けますように、お願い致します。
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3月12日のつれづれ。

2015-03-12 | 日記
あれから4年。
ここ最近は特にバタバタしている中、
いつの間に薄れていく記憶。
初めて「いっらしゃいませ」という言葉に違和感を覚えた、あの日。

自分に出来ること、忘れないこと、出来ることを続けること、
そして毎日を一生懸命生きること。

人の営みなど時代の流れの中では刹那。
だからこその輝きと存在意義を求めていきたいと思います。

おかげさまで明日は御予約で満席となっております。
今日と土曜日は帳尻合わせの如く、まだまだ席に余裕ございます。
特に今日なんて。。。。。

4月の東北支援のイベントー立ちあカーレー、桜花は筍料理で参加致します。
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3月7日のつれづれ。

2015-03-07 | 日記
3月になり、新たな体制でスタートしております。
一年半以上、ずっと同じメンバーでの営業だったので、
今は少しバタバタすることもあります。

ですが、逆に今まで「こんな感じ」で行っていたことが
明確になってきました。
慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、
より高い意識でお客様をお迎え出来る様に頑張りたいと思います。

私個人として、師匠の指導のおかげで
盛り付けにおいて、ようやく一つの壁を乗り越えることが出来た
ように思います。
盛り付けとはただ美しく料理を盛るというだけではなく、
明確な意図、作り手が思い描く状景など
いろいろなことが揃わないといけないということに
少しだけ気が付いたのだと思います。
でも、今はまだ気がづいただけで、
まだまだ身についたわけではありません。

ようやく「破」の段階にたどり着いたのだと思います。
ここから「離」への挑戦です。
半ば泥(なづ)みて 半ば泥まず
「離」はたぶん、解放すること、受け止めること
なのではないかと今は感じております。

料理は嗜好品あり、美意識は人それぞれです。
目の前のお客様に喜んで頂きたいという欲望にも似た強い願望と、
最期に自分自身を信じることが出来る生き方。

周りのことも、評価さえも気にならないように。
私は偉大な先人に憧れつつも、自分らしく人としての生き方を
真っ当出来ればと思っています。

一年後、この画像をみた私はどのように感じるのでしょうか。
一見とてもシンプルな料理。
ですが、ここにはこの数年間のいろいろな試行錯誤と学びが
集約しております。それは自分にしか分からないし、それで良いと思います。
儚く消えゆく美、屋号に桜を冠したのは
そのようなものに強く惹かれたからでもあります。

今日からまた一歩一歩です。
どうぞよろしくお願い致します。
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