高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

7月8日のつれづれ。

2018-07-09 | 日記
今週末は記録的な大雨で各地で被害が起きております。
より早い復旧を望むばかりです。

桜花も先週は営業的には散々でした。
何の仕事も簡単ではないことは理解
しているつもりですし、簡単に
答えをもとめないとはらはくくってます。
が、
努力が上手く結果に繋がらないのは
少し歯痒い時もあります。

一昨日は次男の誕生日、昨日は結婚記念日、明日は私の誕生日。
そして、2年前の今日は長男の発病が分かり、}
命を掛け戦いが始まった日です。

一番大切なものを無くしそうになりながら、
いろいろな方に励まされながら、
お陰さまで彼は今少しずつ前を向いて
歩き始めています。
いろいろな誤解や
批判を浴びることもありましたが
自分が悪意に飲み込まれることはなかったはず。

今思うことは自分らしく生きること、
思いを下さる方にちゃんと向き合うこと
が出来たなら十二分に幸せです。

この日を無事に迎えられることが家族に
とっては最高の御褒美なのだと思います。

辛いことがあっても前向きに。
生きて美味しいご飯を一緒に食べよう!!
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7月1日のつれづれ。

2018-07-02 | 日記
今日から7月の営業が始まります。

昨日のお休みは京都で出汁をテーマにした料理の講習会と
京都国立近代美術館「横山大観展」を鑑賞してきました。

講習会では食材の相性をより掘り下げて、
分子レベルまで掘り下げるとただの相性だなく
親和性があることが良くわかりました。

その後の大観展では
不遇の時代にもめげずに、新しい日本画の形を
模索しながら画業を突き詰めた作品の数々に大きな
感動を覚えました。

科学と芸術。
なにか相反するものではありますが、
実はともにとても細やかなことまでをも追求し、
それをどのような表現方法に結び付けていくかという
プロセスの方法はとても似ているように思いました。

そして、数値はあくまでも目安であり、
それを味わう人、感じる人の感度も大きく左右される
ということです。

今日もより深い感動をお伝え出来るように
頑張ります!!
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