読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

丹精で繁盛

2008年04月18日 22時31分56秒 | ■読む
瀬戸山 玄さん(ちくま新書)の感動的な著作でした。丁度、山本周五郎の作品の読後感の様な、しみじみとした思いが身体に染み渡りました。かつて、叔父が言った「こしらえる」という大和言葉を聴いた時のような懐かしさを「丹精」という言葉に感じました。 この著作で登場する6人の方々のバックグラウンドを語る際、著者は歴史的な経緯や事情を織り交ぜています。例えば、魚の保存方法に「ウェット」と「ドライ」の二つの手法が . . . 本文を読む
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