この所、タマネギのみじん切りをオリーブオイルで炒め、茹でてストックしてある大豆加え、トマト缶詰を投入した後、固形コンソメを砕いて混ぜ、更にタバスコを若干入れて仕上げ食しています。美味しいです。大豆は美味しいのですが、食感と味が少し違うような気がしていたら、「ひよこ豆」の缶詰が出てきたので使おうと思ったら、賞味期限を何年か過ぎたものでした。
で、何十年か前に読んだ本に、沢山の豆の解説が述べてあり、特 . . . 本文を読む
柳沢有紀夫(海外書き人クラブ)編、朝日新書376刊
本書では、柳沢有紀夫さんが世話人(?)を務めている海外書き人クラブ所属の方々が、居住している国の物価を様々な観点からレポートしています。日本との物価の比較が基本なので、何となく雰囲気はつかめますが、共通したフォーマットの表でもあれば、もっと実感が湧いたかもしれません。しかし、それでは無味乾燥になってしまう恐れもあります。本書の魅力は、そうしたとこ . . . 本文を読む
コンデジであればマクロから何でもシームレスの簡単に撮れますが、一眼レフでは、マクロ領域を気軽に上手に撮るのは私の腕では難しい。それで、レンズ沼に入りかけの頃に、知識も無いまま、中古で購入したシグマの50mmマクロレンズを散歩用に使用して大変重宝しています。
その一方で、三脚を使った本格的なマクロ撮影は、面倒でなかなかする気になれません。一方でネットで調べると、100mm前後のマクロレンズの解像度や . . . 本文を読む
岡嶋和幸著、玄光社刊
本書は、フォトショップを使用してのフォトレタッチの方法を解説していますが、フォトショップ・エレメンツでも可能な機能や、機能を適用する時のオプションの考え方など、大変参考になりました。特に色かぶりの補正に関して、レベル補正でレッド、グリーン、ブルーの色別に補正を掛けることで修正できる場合があることを知りました。また、この方法によって、赤色の発色が中々出来にくい時に有効なことも実 . . . 本文を読む
永らくコンデジを愛用し、結構満足していましたが、Canon の EOS Kiss X5 を購入したのが運の尽きで、それから 6D を2年前に購入し、5万枚弱を撮影し、レンズ沼にも沈み込んでしまいました。私の被写体は動かないものがほとんどなので、6D で十分だという評価をネットで散見しましたが、「使ってみないと分からない」ことと、標準ズームの「EF24-70mm F4L IS USM」の評価が非常に . . . 本文を読む
垣根涼介著、文藝春秋刊
ヒートアイランドシリーズの四作目。楽しみに読みました。相変わらずのイー感じです。乾いていて、ちょっとだけウエットな、そんな感じのアキラとカオル。それに本当のプロの柿沢と桃井。皆、魅力的なキャラです。
今回はアキラとカオルのその後。別の道に分かれてそれぞれの人生を歩き出した。そんなカオルの世界にするっと入ってきた登場人物。その内の一人が今回の作品の出来を左右しています。少し残 . . . 本文を読む
2013年公開のフランスとカナダの合作映画です。舞台はアメリカ西部のモンタナ州。アメリカ大陸の東と西の分水嶺であるロッキー山脈の頂上付近と思しき牧場で生まれ育った主人公のスピヴェットは、姉と双子の弟の三人兄妹。父親は牧場を営み、母親は昆虫学者です。もの凄く異質な夫婦の間に生まれた子供達は三人三様。主人公はとんでもない天才ですが、家族や学校の先生などは、全然そうは思っていない様子。
そんなある日スピ . . . 本文を読む
近藤史人著、講談社文庫刊
もう20年以上前、どこかの美術館で太平洋戦争中の軍隊の様子と思しき絵を見ました。作者を見ると藤田嗣治とあり、余り知識はないものの、それまでに見た作品の印象と大きな隔たりがあり驚いた記憶があります。明るい色使いであったと記憶しています。
さて、本の著者はNHKのディレクターを務めた方で、藤田嗣治について「生涯にわたって日本人から誤解されていると強く感じつづけた。」とのことで . . . 本文を読む
2014年公開のフランス映画です。射撃に天才的な能力を持つ若い警察官が主人公です。殉職したらしい父親の後を継いで警察官になったようです。父親の同僚が主人公の面倒を見て成長した。無口で心を開かない慎重な性格で、スナイパー向きの感じです。
そんな主人公が、ある時ミロと名乗る刑事と出会い、今まで知らなかった世界に引きずり込まれて行きます。一時間半弱の映画ですが、必要な要素は全部含まれており、カメラワーク . . . 本文を読む
星紀明著、マイナビ刊
著者は主にデジタル機器に関する記事を20年以上執筆してきたライターのようです。しかしネットワークに関する専門知識は無かったそうで、ネットワーク専門誌から「これまでになく野菜い入門者向けの連載を」と依頼されたのだそうです。永らくパソコンを利用したからと言って、その技術的な内容に詳しいとは限らず、ライターであっても、専門分野が異なれば一から学ばなくてはならないので、著者は苦労して . . . 本文を読む
20105年公開のアメリカとイギリスの合作映画です。旧約聖書の出エジプト記を基にした映画で、主役のモーセをクリスチャン・ベールが演じていますが、その他の出演者もしっかりした演技でした。CGが素晴らしく、正しくスペクタクルと言うに相応しい映像でした。その一方で、モーセの内面の苦悩や葛藤がごくあっさりと描かれており、史実を(独自の解釈はあるようですが)客観的になぞっているように感じました。
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ビル・プライス著、原書房刊
タイトル通りの内容ですが、内容は、食べ物の解説は少な目で、その食物を人間が食するに至った経緯や、その後の状況の変化などに力点を置いています。”世界史”故のことなのでしょう。今まで見たことも聞いたこともない食物が沢山あり驚きましたが、食べたことのあるものも起源などが分かり興味深く読めました。しかし、著者が欧米文化に属する故か、東、東南アジア地域の食物については掘り下げ方が . . . 本文を読む
2013年製作のドイツ映画です。シリーズもののようで、本作は二作目のようです。というのも、主人公の凄腕刑事のニックが、ギャングの親分とその弟を逮捕し、刑務所に収監され、逆恨みからニックに復讐するところいきなり始まるので、少し不自然な感じがしましたが、ネットで見ると「ニック/NICK 狼の掟」という作品もあるので、シリーズものの二作目でしょうか。
さて、主人公役のティル・シュヴァイガーの人相が恐い。 . . . 本文を読む
ひろゆき(西村博之)著、扶桑社新書014刊
本書は、タイトルの内容が含まれるものの、実際にはネット関連の様々な事柄に対するひろゆきさんの意見と、対談二本が収録されています。
世界の見方は、どれほど本を読んでも、仕事で深く身に付けた知見が立脚点になることが良く分かります。私が過ごす世界とは全く異なっているので、大変興味深く読みました。また、対談は小飼弾さんとのものが面白い。小飼弾さんは、ご自身を冷静 . . . 本文を読む
2014年公開のドイツとイギリスの合作映画です。大一次世界大戦頃から現代まで、ある老舗ホテルのコンシェルジュとロビーボーイの交友が描かれています。登場人物達の何と魅力的なことでしょう。脚本と俳優が良いのでしょう。また演出も素晴らしく、画面のトーンや音楽も良い。総体として類い希な上質の作品となっています。冒頭の掴みから先の読めない展開はサスペンスのよう。幾分コメディ色を強くしたアクションシーンもあり . . . 本文を読む