読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

デザインにひそむ<美しさの法則>

2015年04月30日 15時51分57秒 | ■読む
木全賢著、ソフトバンク新書 著者は大企業で工業デザイナーとして働き、その後は独立して中小企業のデザイン支援を行っているとのことです。 本書は一般向けにデザインのキモを伝えるという趣旨の書籍です。昔何冊か類書を読みましたが、それらよりも明快で分かり易い良書です。前半は、優れた(受け入れられる、あるいは、実績のある)デザインに潜む共通の法則を、後半では、地域性や時代性に根差したデザインを論じています。 . . . 本文を読む
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DEBUG ディバグ/DVD

2015年04月29日 13時05分48秒 | ■見る
2014年製作のカナダのSF映画です。巨大な宇宙船のコンピュータシステムが誤作動を起こしているらしいことから、囚人である6人ハッカー達が送り込まれます。簡単な仕事のはずでしたが・・・。SFの形を借りたサスペンススリラー作品です。主演のジェイソン・モモアとジーナン・グーセンが良かった。 -------------------------------------- URL => http://eiga . . . 本文を読む
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工場夜景

2015年04月28日 19時58分50秒 | ■読む
工場ナイトクルーズ編、二見書房刊 無骨で無機質な工場の夜景が写真撮影のスポットとして人気が出ている、とニュースで聞いたことがあります。本書は、川崎市、四日市市、周南市、北九州市、室蘭市を取り上げ、様々な方が撮影した優れた写真を掲載しています。「工場夜景・美の祭典」というフォトコンテンストがあり、その作品を中心に収録したものとのことです。見開きの左右にそれぞれ作品が掲載され、各写真の左下にタイトルが . . . 本文を読む
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アウトポスト37/DVD

2015年04月26日 20時36分39秒 | ■見る
2014年公開のイギリスと南アフリカの合作によるSF映画です。近未来の地球に、異星人が侵略し地球を攻撃しますが、辛うじて防衛に成功します。しかし、地球には数千の異星人が残ったため、その殲滅のため、軍隊が世界各地に配置されます。その前哨基地の一つである第37での闘いを描いた作品です。 SFとしてはありがちなストーリーですが、戦闘場面をしっかりと作り込んでいることが本作の魅力につながっていると思います . . . 本文を読む
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サンデルの政治哲学 <正義>とは何か

2015年04月25日 08時35分36秒 | ■読む
小林正弥著、平凡社刊 「ハーバード白熱教室」でマイケル・サンデルを知りました。そして、今日では一般に使われるようになった”市場”という概念とその本質を、同じ著者の「お金で買いますか 市場主義の限界(マイケル・サンデル著、早川書房)」で理解しました。それによって、この30年近くの疑問が氷解しました。しかし、政治を巡る謎が残っていたのです。政治に関する書籍を見ても、私の疑問を解けるような内容が書かれて . . . 本文を読む
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インターステラー/DVD

2015年04月24日 21時25分16秒 | ■見る
2014年公開のアメリカとイギリスの合作映画です。美しい映画でした。 ------------------------------------------------------- URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/インターステラー ------------------------------------------------------- 評価は5です。 . . . 本文を読む
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イプシロン、宇宙に飛びたつ

2015年04月23日 19時08分20秒 | ■読む
森田泰弘著、宝島社刊 しばらく前のニュースで、ロケットの打ち上げ直前に、システムの異常で発射が延期になり話題になったことをうっすらと記憶していました。打ち上げ前の点検をコンピュータが行うという画期的なシステムとのことでした。 本書の著者は、そのロケット、イプシロン開発のプロジェクトマネージャーを務めており、日本の固体燃料ロケットの歴史と伝統を紹介した上で、イプシロンの開発に至る経緯と将来の展望を語 . . . 本文を読む
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母艦の入れ替え:その3

2015年04月22日 17時50分15秒 | ■電脳
今まで、ノートとディスクトップパソコンの起動ドライブを、サムソン製のSSD に入れ替えて使っていました。いずれも256GB の容量でしたが、常用しているノートパソコンでは、容量が少なくなってきたことと、500GB の製品が2万円代半ばで購入できるようになったことから、同じくサムソン製を購入しました。余ったSSD は、ソフトの作業領域や、ネットラジオの録音に使用するため、DVD ドライブを外し、SS . . . 本文を読む
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パーク・ライフ

2015年04月21日 20時13分01秒 | ■読む
吉田修一著、文春文庫刊 吉田さんの作品で二つ目を読みました。本作は、表題作と「flowers」という中編(?)の二作品が収録されています。いずれの作品も、日常を過ごす主人公の体験を、読者が何らかの予断を持って読み進めない点で共通しています。そして、結末で主人公が感じる感情を、直接語ることなく、それまでの細々とした出来事の総体として、ある感慨に到達した場所で終わっています。「パーク・ライフ」の会話の . . . 本文を読む
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母艦の入れ替え:その2

2015年04月20日 17時26分47秒 | ■電脳
ディスクトップパソコンを購入し、側面のパネルを外しました。この時点でメーカー保証が受けられなくなります。外見は以前使用していたもの(これもゲイトウェイです。実は3台目の購入です。結構壊れるのですが・・・。)かなりカスタマイズされた構造であることを覚悟あいていましたが、予想以上でびっくり。ハードディスクが、一般的な方法と異なった固定のされ方です。HDD の増設をパネルを開けずに出来るよう、DVD ド . . . 本文を読む
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冬芽の人

2015年04月19日 18時54分56秒 | ■読む
大沢在昌著、新潮社刊 大沢さんが作り上げた新しいキャラクタが本書の主人公ですが、冒頭から主人公の内面を非常に詳しく腑分けしています。また、主人公を取り巻く人間達もかなり突っ込んで描いています。その描き方に、やや過不足の「過」が感じられる点もありますが、謎解きの運び方は、相変わらず見事です。続編はあるのでしょうか。 ------------------------------------------ . . . 本文を読む
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母艦の入れ替え:その1

2015年04月18日 19時42分33秒 | ■電脳
今まで使用していたディスクトップが成仏したので、仕方なく新しいものを購入しました。音声の加工や動画の編集も考えると、インテルのCore i7が良さそうです。できれば、起動ドライブは SSDの500GB 程度、メモリは16GBが望ましい。今までのマシンは、Core i5 の第二世代で、メモリが8GBで、電源を650Wに入れ替えて、グラフィックボードを追加していましたが、Core i7 と16GB の . . . 本文を読む
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巨大技術の現場へ、ゴー メガ!

2015年04月17日 17時43分21秒 | ■読む
成毛眞著、新潮社刊 旅行先で、いわゆる大型豪華客船と思しき船を見て本当に驚きました。直ぐ近くを小舟で通ったこともあるでしょうが、信じられない位大きい。本書では、そうした、大きさが大きい、あるいは規模の大きなものを取り上げています。初めに首都高速の地下トンネルの建設現場、次に東海道新幹線の運行システムから入りますが、写真と明快な文章で分かり易く解説しています。読了後、著者の経歴を見て少し驚きました。 . . . 本文を読む
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奈加田

2015年04月16日 20時09分20秒 | ■味わう
”せっかくの機会”であったので奮発して、小体ながら要予約で美味しいという地元の割烹で食事しました。一万円の料理を予めお願いしたところ、年齢や好みを確認されました。写真は、料理の全部ではなく、その他にも何品かありました。特に美味しかったのは「からすみ」と「牛肉のステーキ」です。からすみは、ご主人がボラの卵を仕入れて、毎日手を加え(塩を付けるようです)4,5ヶ月を経たもののようですが、こんなに美味しい . . . 本文を読む
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オレたち花のバブル組

2015年04月15日 19時59分49秒 | ■読む
池井戸潤著、文春文庫刊 池井戸さんの著作で読む四作目です。テレビドラマで有名になった半沢直樹が主人公のシリーズ二作目のようです。面白かった。単純化した内容ながら「いるよなぁ」という感じの悪漢を切り倒す主人公の活躍に拍手喝采という感じです。ただ、本作の印象では、主人公の容姿が具体的に描かれてないものの、汗かきのように感じたので、ドラマのキャスティングは少しイメージが違うのかもしれません。第一作目も読 . . . 本文を読む
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