読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

コミュニケーションスキルと対話力

2011年01月31日 20時05分01秒 | ■読む
中西雅之著、(財)健康・体力づくり事業財団刊 プライベートはともかく、日常の仕事で円滑なコミュニケーションを保つことは本当に大変です。それは、情報の遣り取りを正確にしつつ、感情の交流を円滑にすることが、中々難しいからです。また、部下の育成などの場面で、あるいは、上司への的確な情報提供で、心理的なバリアーが生じないよう、常日頃から良好な人間関係を作るためには、コミュニケーションスキルが非常に大切です . . . 本文を読む
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美女と野獣

2011年01月30日 17時51分35秒 | ■見る
「笑っていいとも」でタモリさんが、ミュージカルが不自然だという趣旨の発言をしましたが、私も同感です。日本語のミュージカルは、確かに借り物競走のような、ちょっとした違和感を感じていました。子供達が小さい頃に、子供向けの劇団四季のミュージカルの舞台を見ましたが、まあこんなものか、程度の感想でした。そして、MさんとHさんが出演していた「ミス・サイゴン」を観て、お二人の技量の低さにがっかりしました。だから . . . 本文を読む
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虫食む人々の暮らし

2011年01月29日 19時11分00秒 | ■読む
野中健一著、NHKブックス刊 刺激的な題名で中身も刺激的でしたが、著者の視点が素晴らしく感動しました。最後の章で、著者は以下の通り述べています。 ---------------------------------------------------- たしかに虫を食べること自体にも魅力はある。だが、それ以上に私の興味をかき立てるのは、虫を食べる人たちなのだ。「食べ物としての昆虫」というよりも、「人 . . . 本文を読む
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シリウスの道/DVD

2011年01月28日 20時26分33秒 | ■見る
藤原伊織さんの原作のドラマ化作品です。藤原さんの作品はに不思議な情感があります。「雪が降る」など、悲しみと静謐さが溢れた作品でした。誠に残念なことに藤原さんは亡くなられましたが、本作は、広告代理店での勤務を存分に生かした作品になっています。広告業界が実にリアルに描かれており、作品に深みを与えています。 本作品のキャストが実に素晴らしく引き込まれました。主演の内野聖陽さんは当然のことですが、ヒロイン . . . 本文を読む
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これだけは知っておきたい 故宮の秘宝

2011年01月27日 19時08分12秒 | ■読む
古屋奎二(けいじ)著、二玄社刊 台湾の故宮博物院に収蔵されている宝物を紹介している書籍です。陶磁器:13点、玉器:6点、青銅器:5点、工芸:5点、文房:6点、書:8点、絵画:15点です。いずれも写真を収録し4ページ程度で解説されています。そして、それぞれに蘊蓄が深く、成る程、とうなずける内容です。 著者は下記のURLを見ると、産経新聞に勤務し、その後、近畿大学の教授となったとのことですが、解説を読 . . . 本文を読む
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サブウェイ123激突

2011年01月26日 09時30分54秒 | ■見る
汚職の嫌疑で運行指令室長から運行司令係に降格され、まもなく停職になる主人公をデンゼル・ワシントンが演じています。そして、突然地下鉄乗っ取り事件が発生し、犯人グループが1000万ドルの身代金を要求ます。そのグループのリーダーをジョン・トラボルタが演じています。映画は、その二人の駆け引きが中心に進みます。サスペンスの色合いが強く、銃撃戦やカーアクションも盛りだくさんですが、何と言っても二人の演技が圧巻 . . . 本文を読む
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アンデス 食の旅

2011年01月25日 19時27分44秒 | ■読む
高野潤著、平凡社新書刊 高野さんの著作で二作目に読んだ作品です。前作はアマゾン川流域をもっぱらにした内容ですが、本書はアンデス山脈の西側のペルーを中心とした地域の食事情を取り上げています。前作と同様、人を雇いキャンプ生活をしながら巡り歩いた地での食の体験を記しています。前作がアマゾン川流域の自然が主役である一方、本作は、険しいアンデス山脈の風土と、同じ程度に人々の生活を取り上げているように感じまし . . . 本文を読む
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トランスポーター3

2011年01月24日 19時01分01秒 | ■見る
理屈無く楽しめる作品でした。主人公は、サッカー選手のジダンのような風貌で、ちょっと冴えない感じですが、アクションシーンと肉体美にはビックリ。ネットで調べたら、この俳優は、元々は水泳の飛び込み競技の選手だったそうです。引退後ファッションモデルから俳優業に進出したとのことで、大したものです。 ------------------------------------------------------- . . . 本文を読む
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グラフィック・デザインの歴史

2011年01月23日 18時45分13秒 | ■読む
アラン・ヴェイユ著、創元社刊 デザインは魅力的です。同じ性能でもデザインが良いモノが欲しい。パソコンでも携帯でも、何でも美しいもの、格好良いものが欲しいと思います。しかも、デザインは、ブランド力と結びつくと、なお輝きを増します。だから、性能や使い勝手に関わらずブランド品に高いお金を払いがちです。 その魅力を構成する最も大きな要因はデザイン力だと思います。このデザインとは何か、と考えると、価値で、色 . . . 本文を読む
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プロジェクトX/運命のZ計画 -世界一売れたスポーツカー伝説

2011年01月22日 19時33分36秒 | ■見る
フェアレディZは本当に格好良かった。初代が登場したのは、1969年(昭和44年)とのことなので、私が中学3年生の時分です。それから、何度もモデルチェンジがあり、スカイラインやセリカなどの格好良い車が、数多く世に出ましたが、それらの車とフェアレディは、全く別格の存在であったように感じました。常に、チョーカッコイー車であったと思います。 本作は、その車を世に出した人々から、米国日産の社長であった片山豊 . . . 本文を読む
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日輪の遺産

2011年01月21日 19時38分27秒 | ■読む
浅田次郎著、講談社文庫刊 久し振りに浅田さんの作品を読みました。浅田さんの作品は幅が広く奥行きも深い、誠に不思議な作家だと思います。「きんぴか」面白かったなぁ。「鉄道員」泣かされたなぁ。本書は「きんぴか」などの初期の作品群から方向転換を図った作品とのことで、後書きによれば、取材と資料の読み込みに2ヶ月、5ヶ月で書き上げたとのことです。何とも凄い。努力があってこその成功ではありましょうが、才能と、経 . . . 本文を読む
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プロジェクトX/男たちの不屈のドラマ 瀬戸大橋 -世紀の難工事に挑む

2011年01月20日 18時57分36秒 | ■見る
本作品の主人公である杉田秀夫さんは、誠に素晴らしい方であったようです。この瀬戸大橋が完成したのは1988年(昭和63年)ですが、その少し後にルポタージュを読みました。その書籍の冒頭で著者は、この世紀の大事業を成功に導いたのは、工事事務所長に着任した杉田さんの人柄だという話を諸処で聞いて、当初の方針を変えて、杉田さんを中心とした物語とした、と語っていたように記憶しています。 上記の事柄が本作でも紹介 . . . 本文を読む
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アマゾン河の食物誌

2011年01月19日 19時12分42秒 | ■読む
醍醐麻沙夫著、集英社新書刊 アマゾン流域の食事情を知りたくて用意した新書三冊の2冊目です。これは良書です。著者を存じ上げませんでしたが、下記URLによれば、直木賞の候補にもなった方で、ブラジルに移住して、様々な体験をしつつ作家としての活動をしておられる。1935年(昭和10年)生まれなので、今年で75歳です。本書は5年前の著作ですから、70歳の著作です。 --------------------- . . . 本文を読む
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プロジェクトX/窓際族が世界規格を作った -VHS・執念の逆転劇

2011年01月18日 19時17分00秒 | ■見る
大分前に読んだ佐藤正明さんの「陽はまた昇る 映像メディアの世紀」を読んで非常に感動しました。本作は、同じ内容を取り上げたものです。会社の経営が危うかった時期に、お荷物部門の事業部長に任命された高野さんは、打ちひしがれた日々を過ごしますが、やがて、起死回生の策として、家庭用VTRの開発に乗り出します。 書籍でも読みましたが、性能も優れた面がありましたが、自分たちが開発した規格を開示し、自陣営への参加 . . . 本文を読む
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ひと目でわかる OneNote2010

2011年01月17日 19時06分31秒 | ■読む
日経BP刊 スタパビジョンで紹介していたので、単品で購入しました。その後、オフィス・プロフェッショナルを購入したので、今は2010のバージョンになっています。その良さは、下記のURLで納得していただけると思います。 -------------------------------------------------------------------------- URL => http://vid . . . 本文を読む
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