大薗友和著、現代教養文庫刊私は大した賞を受けていませんが、その少ない物も全て捨ててしまった程で、勲章に何らの魅力を感じません。もっとも、職種や能力からいって、そもそも対象外ですが、危険職に携わっていた同級生が何人か叙勲を受けたので、勲章に興味を持ち本書を手に取りました。
本書は、勲章を中心とした日本における、国家による個人表彰制度ついて述べています。人が人を表彰する事の是非ではなく、実際に表彰さ . . . 本文を読む
2005年公開の韓国映画です。田舎のヤクザがソウルに進出しますが、地元のヤクザと対立してしまいます。田舎ヤクザの跡取りは3人兄弟ですが、長男がしっかりしている様子。だから跡目は長男が継ぐようですが、配偶者がいないので周囲は何とか結婚させようとしますが上手くいきません。そんなある時ホテルで見掛けた女性が、死んでしまった昔の恋人とそっくりで一目惚れ。ところが・・・・。
中盤までは、エロを交えたコメデ . . . 本文を読む
島田裕民著、幻冬舎新書刊島田さんの著作は、以前「創価学会」を読みましたが、分かり易く、かつ感銘を受けました。下記リンクによれば、本書は、2010年に出版されベストセラーになったとのことです。私は両親の葬儀を普通通り執り行いました。先に無くなった父は、近所の方々の世話になりましたが、母の葬儀の際は、前例がありませんでしたが、思い切って葬儀社に一切を任せました。それ以後、近所では同じ方法で葬儀が行われ . . . 本文を読む
ユーチューブで、久し振りに写実絵画に触れました。何年も前にホキ美術館に行って、余りに真に迫った「写実さ」に度肝を抜かれました。それから何年も経ちましたが、新しい才能が出現した様で、ユーチューブで紹介された三重野慶さんの製作風景に触れ感動が蘇りました。
実際に写実絵画を見ると、何とも不思議な「そのまんま」に圧倒されます。腕の良い写真館で撮ってもらった写真の様に品位があり、なおかつ、それ以上の訴求力 . . . 本文を読む
リー・チャイルド著、講談社文庫刊ジャック・リーチャーシリーズの原作の10作目、翻訳の13作目の作品です。今回の舞台は、ニューヨーク。リーチャーは、気に入ったコーヒーショップを二日連続で利用しましたが、二日目に、一目で元軍人と分かる男に、前日に目撃したことについて質問されます。正確に説明すると、その男は、そのことを男の雇い主に説明して欲しいとのこと。
了解して説明に行くと、雇い主の妻とその子供が誘 . . . 本文を読む
木俣滋郎著、光人社NF文庫刊著者の「はじめに」によれば、本書は「戦艦、巡洋艦、潜水艦などの、戦闘用艦艇の下で黙々として働く雑兵たちが必要、不可欠で、縁の下の力持ち、日の当たらぬ場所でそれぞれ特徴のある仕事に従事する艦艇」を対象としたとのことです。
具体的には敷設艦と敷設艇、砲艦、機動砲艦、駆潜艇、海防艦、掃海艇、水雷艇、魚雷艇、哨戒艇、哨戒特務艇、輸送艦、特務艇、雑役船を取り上げています。
軍 . . . 本文を読む
2022年放送の韓国のテレビドラマです。主人公のオ・スジェは苦労して弁護士になり、国選弁護士として弁護に立ちますが、裁判で負けてしまいます。数年後に真犯人が逮捕されて、被告人は釈放されますが、世間の好奇の目に晒され苦しみます。
一方、オ・スジェは、その裁判後TKローファームに入社し、差別に会いながらも、懸命の努力で頂点を目指します。その夢が叶う寸前に事態が急変し、顔を背けていた過去に向き合うこと . . . 本文を読む
近藤勝重著、幻冬舎刊就寝する場所に二種類の本を置いています。一冊は面白過ぎず興味を持てる書籍です。面白過ぎると眠くならず、難しすぎるとなかなか読み進めません。もう一冊は、読んでいて心が明るくなるような本です。今は川柳の本を読んでいます。「サラリーマン川柳」が面白い。その前に、途中で読むのを止めたのは「遺産相続」をテーマにした川柳の本ですが、生々し過ぎて安らかな気持ちになれませんでした。
本書は、 . . . 本文を読む
運動する為に購入した自転車のペダルが、回転軸の不具合で異音がする様になったので、2021年初旬に交換しました。その際に購入したのリンク1つ目の商品です。それが、10ヶ月程で壊れてしまいました。画像上の右側の、回転軸に沿ってひびが入ってしまいました。
止む無く次に購入したのが画像下の商品です。値段はこちらの方が少し安価ですが、購入してみると、アルミニウム製で質感が良く滑り止めの出っ張りが効果的です . . . 本文を読む
ヤーコブ・カッツ著、並木書房刊かつて追われた土地を手に入れて、世界中からユダヤ人が帰国してイスラエルという国家を作った。それによって、それまで住んでいた人々が不利益を受けた。また、ユダヤ教とイスラム教の宗教的な対立があり、周辺の国々との争いが絶えない。イスラエルは何度かの血みどろの戦いを生き抜いたが、周辺国の脅威に直面していることは変わらなかった。そうした状況下で、隣国のイラクが建設していた原子炉 . . . 本文を読む
7年くらい使った省スペースPCが余ったので活用方法を考えていましたが、キッチンで料理をしながらユーチューブの音楽を流す為に使うことにしました。
因みに、このPCはインテル製の第7世代のノートパソコン用CPUを使用している古い機種です。なるべく動作がキビキビする様にする為、Windows10をクリーンインストールしてから、試しにWindows11にアップデートしたら・・・。何とインストールできてし . . . 本文を読む
セキュリティ集団スプラウト編、文春新書刊現在は株式会社スプラウト(下記リンク一つ目)という会社になっているグループが、ネットの表層に現れない深みに潜んでいる闇のサイバー空間とそれを利用した犯罪行為の実態を中心に紹介しています。
私たちが普通利用してい表面上のサイバー空間は基本的に公開されており、必要であればIDとパスワードでアクセスをコントロールしています。また、部外者が不用意にアクセスできない . . . 本文を読む
以前、SONY MDR-1RMK2を中古で安価に購入し、音質が非常に気に入り良い音のイメージがかなり変わりました。イヤーパッドがかなり傷んだので互換品(下記リンク一つ目)を購入しました。今まで5回以上イヤーパッドを交換したことがあり、代替品を1,000円くらいで購入できました。今回は下記リンク一つ目の商品で、2倍の値段ですが、この商品のメーカーのものは二回購入したことがあり、質感、使用感共に満足で . . . 本文を読む
小島直紀著、集英社文庫ディーゼルエンジンの製造で成功したヤンマーの創設者、山岡孫吉の一代記です。
琵琶湖沿岸の貧しい農家に生まれ、優れた素質を持ちながら教育には恵まれず、幾つかの仕事を経てた後にガスエンジンに出会い、紆余曲折を経て、技術的難易度が高く前例の無い小型ディーゼルエンジンの開発に挑んだ物語です。
著者は、同時代の立身出世を遂げた人々を何人か紹介し、その上で山岡孫吉の火の出るような生き . . . 本文を読む