2019年日本公開のフランス映画です。ピエール・ルメートルの同名小説の映画化ですが、原作を読んでいないので（少し読んだだけで挫折してしまいました）原作との比較は出来ませんが、フランス人らしい諧謔があり、面白く鑑賞できました。立派な役者揃いと思いますが、監督も務めたアルベール・デュポンテルが素晴らしい。好きな女性への想いを成就した後、衝動的に口走ってしまうシーンが特に好きです。希有な味わいで、後味も . . . 本文を読む
主人公の祖父は、国共内戦の折国民党軍に加わり、破れて家族と一緒に台湾に逃れた。その孫が本作の主人公。愛情豊かに育てられ、1960年代と70年代に多感な少年期を過ごす。生来明敏な頭脳だが、何時しか普通の人になりかけ、多彩な友人たちと危ない行動を取ることも。幼なじみとの恋と別れ。不良たちのと対決。幽霊との出会い。物語の進行に何の関係があるのか、と首を傾げながら、どうでも良いと思えるエピソードを辿り、気 . . . 本文を読む
2019年公開のアメリカのアクション映画です。アメリカの極めて優秀な特殊舞台のチームが、放射性物質を奪った犯罪チームを急襲し抵抗したので全員を殺害するところから始まります。その後、ある国で探していた放射性物質に関する情報が得られたことから、再度作戦が開始されますが・・・。
中々凝った作品で、90分の時間が短く感じました。強烈な個性を持つ主人公のシルバをマーク・ウォールバーグが演じ、鍵となる人物を「 . . . 本文を読む
門田隆将著、集英社刊
終戦時、駐蒙軍司令官 兼 北支邦方面軍司令官であった根元博中将は、当時のソ連の行動を予知し、邦人と兵士を無事に帰国させる為、上官の命令に逆らい、武装解除に応ぜずソ連兵の攻撃に抵抗し、無事目的を達した。帰国後、国共内戦の結果、台湾に逃れた国民政府軍が強烈な共産軍の圧力に屈しそうになった時に、帰国の際に蒋介石から受けた恩義に応えるべく、かつての部下と共に台湾を目指した。苦労の末に . . . 本文を読む
2019年日本公開のアメリカとニュージーランドの合作SF映画です。人類が強力な兵器で攻撃し合って、文明が大きく傷付いた未来が舞台です。何と、そこでは都市が移動しながら弱肉強食の争いをしているというのです。派手さはありませんが荒唐無稽の原作を見事に映像化しており見事です。興行的には赤字のようですが、かなり手間暇を掛けただけあって説得力がありました。
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しばらく使用していたカードリーダーが壊れそうになり買い換えました。従来の物は接続する際に、小さな正方形の本体から短いＵＳＢケーブルが出ておりこれで接続しますが、使用後、本体を持ったまま引き抜いたら危うく線が切れそうになってしまったのでした。
「USB 3.0で、ケーブルが付いてない物、かつ安価」で調べたところ、評価が良い本製品を購入。「SanDisk 64GB microSDXCカード (スピード . . . 本文を読む
2018年公開のアメリカのアクション映画です。前作「ボーダーライン」に出演したベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンが出演して、本作を説得力ある作品としています。これ程の存在感は得がたいと思います。また、音楽が全編で緊張を効果的に高めています。次作を予感させる終わり方で楽しみです。
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ネックスピーカーで使用するＤＡＰを購入しました。ブルートュースが使えるもので安価、しかも電源持続時間が長い方が良い。色々探していましたが、セールで3,000円弱で打っていたのを購入しました。肝腎の電源持続時間は記載されていませんが「バッテリー：600mAhリチウム電池」で、他の比較的長い製品よりも少し容量が大きいので購入。
こうした中華製のＤＡＰは、既に３つ購入しているので、性能や使い方は理解して . . . 本文を読む
2013年公開の新海誠監督のアニメ映画です。主人公のタカオは高校一年生。雨の日は学校をサボり、公園で靴のデザインに励んでいる。将来靴職人になるのが夢なのだ。ある雨の日、いつも通りに、公園の東屋に行くと、女性がビールを飲んでいる。それが二人の出会い。やがて雨の日は示し合わせたかのように、その場所で出会いを繰り返し、少しずつ距離が近付いて行き、二人共に会えることを楽しみにするようになって行く。そんなあ . . . 本文を読む
道路交通法の改正で、自転車に乗りながら、傘を差したりスマホを見たりヘッドフォンをしたりすることが禁止されています。自転車に乗りながら、落語や朗読を聞けたら良いなと思っている私には困ったことです。骨伝導のヘッドフォンも止めた方が良いとの情報もあります。運動の為に毎日一時間弱の時間が長く感じます。
そんな折、ネックスピーカーなる製品を知りました。これはイケルかも、と考えアマゾンで検索すると、ブルートュ . . . 本文を読む
2009年公開の。押井守さんが脚本と原作を担当したアニメ映画です。てっきり宮本武蔵の伝記風作品と思って見たら意表を突かれました。「宮本武蔵の実像に迫る」とでもいった趣向で、著名な五輪の書や武蔵の手になる書や画が示されます。騎馬にまたがる武人の西洋と、中国、日本の武人の違いが語られる場面では戸惑いましたが、武蔵を理解するには、騎馬武者の立ち位置を理解する必要があったからでした。全体の構成が非常に凝っ . . . 本文を読む
読書の際に、カール事務器の書見台を永らく愛用しています.
地図帳で場所を確認したり、パソコンで関連事項を調べたりしていました。しかし、タブレットを購入してからは、地図も関連事項もタブレットで確認できるので便利です。ところが、一々タブレットを持ち上げて操作するのが面倒に感じてきました。そんな折、もう一つ書見台だがあれば楽になると考え、早速物色した所、レビューが比較的良く安価な製品を購入しました。
画 . . . 本文を読む
2019年公開の同名小説を原作とするテレビドラマです。原作を知りませんが、勧善懲悪でもヒロイン物でもなく、現実世界の複雑さの中で必死にあがく人々をユーモアを交え、類型的に描いています。所々無理な展開があるものの、面白く仕上がっています。本作の魅力は、主人公の原島浩美の特異なキャラクタにあるので、演じた真木よう子さんも、かなり念入りに不自然な人物を漫画チックに演じているように思います。（真木さんの他 . . . 本文を読む
宮部みゆき著、新潮文庫刊
宮部さんの多くの著作の中で、本作は４冊目です。超能力を取り上げた作品ですが、超能力を持つ生きにくさを前提とした構成です。ＳＦ好きとしては、初めての設定で驚きましたが、説得力がありました。登場人物の設定はやや類型的ながら、それぞれに精一杯生きている様が窺えます。暗い結末ながら、その先に明るさを宿した結末も良い。作者の暖かいお人柄を感じました。
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2018年公開の日本映画です。大学生２年生の主人公典子と従姉の美智子の二人が、縁あって茶道を習い始める。生真面目で不器用な典子が、柔軟で積極的な美智子に巻き込まれるようにして。込み入った様々な約束事に戸惑いつつ、少しずつ体得して行く。やがて二人は就職の時期を迎えるが、それぞれに別々な道を進むものの、茶道は二人とも習い続ける。しかし、ある時美智子が・・・。
人が一生を通して気付くことは多々あるが、本 . . . 本文を読む
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